Doug FisterがDL入りしたことで、Tanner RoarkとTaylor Jordanの2人ともが先発ローテーションに入ることになりましたが、順番は4日の開幕第4戦にRoark、第5戦のStephen Strasburgを挟んで第6戦がJordanと発表になりました。雨で中止となった29日にナショナルズ・パークでのタイガースとのエキシビション戦の先発を予定されていたのがRoarkだったことにも鑑みると、Fisterが間に合っていたらマイナーに落とされたのはJordanだっただろうと推測されます。Jordanにはこの機会を是非ともつかみ取ってもらいたいものです。
ところで、開幕直前のこの時期がロースター入りをかけた争いの最終局面であることはどこのチームも同じ。密かにずっと気にしていたRoger Bernadinaが、マイナー契約からはい上がってレッズの開幕ベンチ入りを果たしたというニュースが入ってきて、思わずガッツポーズ!良かった!
ということで、この機会に、元ナショナルズたちの開幕直前の状況をフォローしておきます。 (漏れに気付いたら教えてください。ほんのわずかの在籍者は除く。)
●MLB契約
Steve Lombardozzi オフにトレードされていったタイガースからさらに(大ベテランのAlex Gonzalezと1-1で)トレードされて、オリオールズで先発2塁手を務める見込み。
Michael Morse 今オフにジャイアンツと1年のFA契約。レフトを守り主軸を打つ予定。昨季は不本意だったが、なんとかもう一度評価を上げてほしい。
Kurt Suzuki 今オフにツインズと1年のFA契約。正捕手を務める。
Dan Haren オフも早々にドジャーズと1年契約。先発4番手。
Ian Krol このオフにトレードされたタイガースのブルペン左腕としてベンチ入り。ただしSTでは打ち込まれていた。
Brad Peacock アストロズでローテーション争いをしたが、敗れてロングマンとして開幕。
Tom Milone A’sで先発5番手を務める。2年連続10勝以上しているのに、なぜか評価が上がらない。
Derek Norris A’sの正捕手になれそうでなり切れない。今年もJohn Jasoと併用される見込み。
Fernando Abad このオフにトレードされて、当然ながらA’sのブルペン。
Jonny Gomes 2年契約の2年目。レッドソックスのベンチプレーヤーとして妙な存在感を発揮している。
Justin Maxwell ロイヤルズの第4の外野手として定着。
Josh Willingham ツインズのライトで4番。3年契約の3年目。
Edwin Jackson カブスの先発2番手。4年契約の2年目。昨季は不振だったが汚名返上なるか。
Tom Gorzelanny ブリューワーズのブルペン投手として2年契約の2年目。
Adam Dunn ホワイトソックスのDHとして4年契約の4年目。低打率でぼろくそ言われているが、ホームランだけは相変わらず量産中(現在440本)。次の契約があるかどうか、正念場。
Sean Burnett エンゼルスに所属するも昨季序盤にヒジを故障して離脱中。
●マイナー契約から復活
Roger Bernadina レッズの最後の野手としてベンチ入り。
John Lannan メッツのロングマンとしてベンチ入り。
Nyjer Morgan 昨季は横浜でプレー。マイナー契約ながらMichael Bournの故障もあってインディアンスの外野手として生き残る。Bournが帰ってきた後も席があるかは微妙。
Xavier Nady マイナー契約から、パドレスの最後のベンチプレーヤーとなる。
Joe Beimel マイナー契約から、マリナーズのブルペン左腕として生き残る。
Chris Young ナショナルズから自由契約となった直後に、マリナーズとメジャー契約して先発5番手を務める。
●ルール5ドラフト
Adrian Nieto ルール5でホワイトソックスが指名。STの数字は.240/.296/.320というものだが、攻撃型捕手として期待され、そのまま開幕ベンチ入りとなっている。応援したい気分。
●開幕はマイナーのプロスペクトたち
Billy Burns STの打率.306で10盗塁。40人ロースターに入ってもいないのに最後の最後までA’sのベンチ入りを争った。AAでの開幕だがシーズン中に呼ばれることはほぼ確実らしい。
Corey Brown オフにナショナルズからA’sとたらい回しにされた挙句にレッドソックスとマイナー契約。STで.267/.371/.467という数字を残し、最終盤まで残った。AAAで開幕。
Nathan Karns 悪くはなかったようだが、投手陣の層の厚いレイズでは、3月14日と早いタイミングでAAAにオプション。
Robbie Ray タイガースで3試合いずれも1イニングを投げて無失点と経験を積んだ。
Alex Meyer ツインズのキャンプで高い評価を受けた。
●引退
Rick Ankiel 3月5日に引退を表明。
2 件のコメント:
このline up予想してました??
Ramosが4番でZimが2番ですか!!
HarperとZimの打順逆じゃないか?
とか思いますが、ワクワクするのも事実です。
思い切ったことをやる監督ですね。
とにかく勝ってくれよー
有明ハーパーさん
全く予想外。いやーびっくりしました。
そして、試合中も、代打の代打とか、ダブルスイッチでZimを引っ込めたりとか、なかなか思い切った作戦をとってきました(そして成功)。
昨日の試合は、面白い、の一言でした。
それにしてもせっかく4番に起用してもらったRamosの故障が気になります・・・
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