2018/07/04

2018年6月をふりかえる

あまりの酷いチーム状況に、いつもどおりの記事を書く気力が出てきません。

6月の月間成績は9勝16敗。これだけ派手に負け越した(月間10勝未満、勝率.360未満)のは、2010年6月以来、実に8年ぶり。初の地区優勝の2年も前の弱小だった頃の話です。

シーズン成績は42勝39敗。ちょうどシーズンの折り返しの81試合を終えたところで、地区首位のブレーブスからは5ゲーム差、2位のフィリーズとも3ゲーム差。まだ諦める数字ではありませんが、今のチーム状態からするとかなり厳しいですね。

Hitter of the Month (June 2018):  Juan Soto
好成績を残したのは、Juan Soto、Anthony Rendon、Michael Taylorの3人。特にSotoは、19歳のルーキーにもかかわらず、6本塁打、19得点、18四球はいずれもチームトップ。打率/出塁率/長打率の.317/.440/.610もフル出場した中ではRendonを上回りトップ。リーグの月間最優秀新人にも選ばれ、ほとんど唯一のチームの光となっています。

そのSotoをも上回る打率.349と好調だったのがTaylor。盗塁もチームトップの10個を記録しました。が、しかし、DLから復帰してきたAdam Eatonを優先する首脳陣の判断で先発出場の機会を失いました。怒。

悪いほうの代表格は、なんといってもBryce Harper。ほぼフル出場させてもらいながら、打率は.188。約1/3の打席で三振。ホームランは2本のみ。故障ではないようなので訳がわかりません。他にも、レギュラー捕手の座をつかんだはずのPedro Severinoが.077/.127/.115の惨状を呈するなど、全体的に低調。特にランナーを置いた場面でことごとく打てない印象。

Pitcher of the Month (June 2018): Justin Miller
チームで9勝しか挙げられなかったと書きましたが、先発投手に付いた白星がわずか3つだけ、と言えばなおさら状況はよく伝わるでしょう。Max Scherzerはさすがに防御率.2.31としっかり投げましたが、打線の援護なく1勝止まり。他に先発した投手の防御率は、Gioが8点台、Roark、Fedde、Strasburgは6点台、最もましなHellickson、Jefry Rodriguezで5点台。そりゃ勝てません。

ブルペン陣はよく頑張っています。チーム最多の12試合に登板したJustin Millerは防御率も2.89で安定し、チーム白星のほぼ半分に当たる4勝を記録。本当によく頑張ってくれています。クローザーのDoolittleも登板した7試合では全てセーブを記録。ただ、Millerにしても、ちょっと使えると思われるとがんがん連投させられる登板過多の気配が濃厚。Sammy Solisは万全でない状態でマウンドに上がっていると認めるコメントをしていました。好調組がいつ潰れても不思議ないような起用法には疑問が残ります。

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