9/1 Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin VothがILから復帰
9/1 セプテンバーコールアップ①(Adrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Read)
9/3 セプテンバーコールアップ②(Michael Taylor, Wilmer Difo)
9/4 Aaron Barrettがメジャー復帰!
9/8 Tres Barreraがメジャー初昇格
● Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin VothがILから復帰
9月になって25人枠がなくなったことを受け、Sean Doolittle, Ryan Zimmerman, Jeremy Hellickson, Austin Vothの4選手がILから復帰しました。それぞれマイナーでのリハビリ出場・登板を経ての復帰となりましたので、即戦力として貢献してくれることと期待されます。Doolittleは明らかに疲労からくるパフォーマンスの低下でしたが、約2週間の休養でどこまで戻っているか。いずれにせよ、ポストシーズンを見据えて起用法には十分注意が必要でしょう。Zimmermanの右足裏痛は完全に治るようなものではないようですが、マイナーでは打ちまくっていました。Matt Adamsの調子がやや下降気味なこともあり、基本的にレギュラー扱いと期待されます。現役最後のシーズンとなりそうな気配が漂っていますが、まだまだできるところを見せてくれ。Hellicksonは5月のIL入り以来の復帰。ずいぶんかかりました。先発はErick Feddeまでカウントすれば既に6人いるので、Austin Vothとともにブルペン、ロングリリーフという役回りかと思います。Matt GraceのDFAで空いた40人ロースター枠をHellicksonが使う形になりましたが、正直、本職のリリーフ投手に使って欲しかった。Vothについては、7月のIL入りの原因が右肩痛だったので非常に心配していました。ひとまず復帰できたことを喜びましょう。
● セプテンバーコールアップ②(Adrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Read)
もう少し追加がありそうな気もしますが、とりあえず、セプテンバーコールアップでAdrian Sanchez, Andrew Stevenson, Raudy Readの3人の野手が昇格してきました。3人とも今季既にメジャーでの出場記録があり、再昇格。それぞれ、内野、外野、捕手のデプスという扱いかと思います。Stevensonは今季これまでの少ない出場機会で結果を残してきているし、足がある選手なので、将来も見据え、積極的に使っていっていいと思うのですが、まあMartinez監督はしないでしょうね。
● セプテンバーコールアップ②(Michael Taylor, Wilmer Difo)
第2陣としてMichael TaylorとWilmer Difoの両ベテランが合流してきました。2人とも開幕からシーズン序盤にはメジャーでプレーしていましたが、精彩を欠き降格させられていました。
マイナーでの成績をチェックしてみましたが、Taylorの低打率、高三振率は相変わらずなので、代走要員が精一杯。Difoは(打者優位のリーグとはいえ)打率3割を打ってきましたので、代打なんかでの起用も少しはあるかもしれません。2人ともベンチの信頼は失ったままでしょうから、来季に向けた立場を考えて、与えられる少ないチャンスでしっかり集中することが必要でしょう。
● Aaron Barrettがメジャー復帰!
(セプテンバーコールアップの一環ですが、別記事にしておきます。)
Harrisburg(AA)で投げていたブルペン右腕のAaron Barrettがメジャーに昇格となりました。40人ロースターに入っていなかったので、Austen Williamsを60日ILに移すことで空けています。
これまでの経緯は、2016年に一度退団した時のこの記事、それからこの春のスプリングトレーニングを前にしたこちらの記事をご参照ください。2015年シーズン以来の復帰。長い、長過ぎるリハビリを経ての復帰に多くの人が心動かされています。
今シーズンは、Harrisburg(AA)のクローザーとして50試合に登板し、31セーブを記録。内容も2.75/1.05、イニング数を上回る三振を奪う申し分のないもの。何より、一度もIL入りすることなくシーズンを通じてクローザーの役割を果たしました。数字でも内容でも十分に昇格に値する活躍をして勝ち取った今回の昇格。おめでとう。心から応援しています。復帰初登板が待ち遠しいですね。
● Tres Barreraがメジャー初昇格
Tres Barrera捕手のメジャー昇格が報じられました。7日の試合でKurt Suzukiが右ひじを痛めて途中退場したことを受けての措置です。
まずSuzukiですが、7日の試合で2塁に送球した時に痛めました。8日にMRIを受けているほどなのである程度は重そうです。守備でもAnibal SanchezとMax Scherzerからは絶大な信頼を受けている上、なんと言ってもバッティングでの貢献は大きく、これを欠くことになるととなると苦しくなります。Yan Gomesの奮闘を期待するしかありません(Scherzerが先発した8日の試合でマスクを被り2本のホームランを打ちました)。
40人ロースターは、やはり右ひじを痛めていたSpencer Kieboomを60日ILに移すことで空けました。25人ロースターはもう9月なので問題なく、SuzukiはIL入りすることなく、休養・リハビリとなります。
さて、そのBarrera。2016年のドラフト6巡目の生え抜き捕手。入団以来、着実にステップアップし、昨季はPotomac(A+)でプレーした後、アリゾナ秋季リーグにも派遣され、この春は初めてメジャーのスプリングトレーニングに参加。今季はHarrisburg(AA)でオールスターにも選出され、結局フル出場して、.249/.323/.381、8本塁打の成績。そして今回、嬉しいメジャー昇格を果たしました。
仮にSuzukiがシーズン終了ということになってしまうと、控え捕手はこのBarreraとRaudy Readのどちらかが務めることになります。Readだって40人ロースターには長く入っていますが、メジャーでの先発マスクは2017年の1試合だけ。かなり大きな不安要素が突如湧いてきてしまいました。
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