W10-7 Marlins (Season 95-67)
Scherzer(W20-7) 5.0IP 5ER 9H 2BB 7K / 2/2 4RBI
Melancon(SV17) 1.0IP 0ER 1H
Espinosa 1/1 HR(24) 2BB 3R 2RBI
Difo 1/3 BB 3R RBI SB(3)
Turner 1/3 2BB RBI SB(33)
レギュラーシーズン最終戦。
20勝、サイヤング賞がかかったMax Scherzerが先発しましたが、まったく本調子ではありませんでした。4回表にはDestin Hood(覚えていますか?私がブログを始めた初年にナショナルズがドラフト2順目で指名した選手。時間はかかりましたがようやく今季メジャーデビュー)にメジャー初本塁打、初打点をプレゼントし、5回表にもTomas Telisにやはりメジャー初本塁打を献上。さらにChristian Yelichにもタイムリー三塁打を打たれ、5回で5失点。なおも1死3塁のピンチが続きましたが、ここは連続三振で切り抜け、なんとか5-5の同点とするのがやっとでした。
もっとも今日のScherzerはバットで頑張りました。2回裏、Scherzer以上に乱調だったマーリンズ先発のTom Koehlerが3連続四球で無死満塁のチャンスを提供してくれたのを活かし、Jose Lobatonの犠飛で1点を先制した後、Scherzer自らセンター前にはじき返す2点タイムリーヒット。さらに、4回裏にもやはり1死2,3塁から同じようにセンター前に弾き返し、同じようにWilmer DifoとDanny Espinosaの2人を迎え入れました。
とはいえ、5回5失点ですから、勝ち投手にはなれないはずのピッチング内容でした。が、そのScherzerに打線が白星を付けてくれました。同点とされた直後の5回裏、1死1,3塁からDifoの併殺崩れの間に1点を勝ち越すと、続くEspinosaが豪快に右中間スタンドに運ぶ2ラン本塁打。8回表にReynaldo Lopezが2点を失いましたが、その裏、すぐさま、Trea TurnerとBen Revereに連続タイムリーが出て、再び3点差。
最後はMark Melanconがしっかり締めてゲームセット。
さあ、次はNLDSです!
MVP: Max Scherzer
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Scherzerは20勝目に到達し、リーグ単独トップで終了(19勝で並んでいたカブスのJon Lesterは前日の登板で黒星)。284奪三振もリーグ単独・独走でトップ。防御率は少し落として2.96。リーグトップのカブスKyle Hendricksもこの日5回4失点と打ち込まれて、2.13と2点台に落ちてきました。WHIPではそのHendricksを抑えてScherzerが0.97でトップ。そして投球回数でも228回1/3で単独トップ(Hendricksは190回で13位)。サイヤング賞、行けたと思うのですが、どうでしょうか。
タイトル争いと言えば、ロッキーズのDJ LeMahieuと首位打者を争っていたDaniel Murphy。とはいえ、Murphyはご承知の通りの故障でここしばらくずっと欠場しており、一方のLeMahieuも成績を落としてギリギリでMurphyの数字を上回った状態から3試合連続で欠場するという、微妙な展開を見せていました。今日も先発を外れた両選手でしたが、Murphyは5回裏に代打で登場。ここで1本出れば逆転できるという場面でしたが、結果はライトフライ。惜しくも首位打者はなりませんでした。
それからもう1つ。Wilson Ramosの負傷により急きょメジャーに呼ばれたSpencer Kieboomが8回裏に代打でデビュー。カウント3-1から四球を選び、上記のRevereのタイムリーで生還と勝利に貢献。守備機会はありませんでしたが、いい経験になったことでしょう。
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