W5-2 Dodgers (Series 1-1)
Roark 4.1IP 2ER 7H(1HR) 3BB 1K
Rzepczynski 1.1IP 0ER 3BB 2K
Solis(HD) 0.1IP 0ER
Treinen(W) 1.1IP 0ER 2K
O. Perez(HD) 0.2IP 0ER
Melancon(SV) 1.0IP 0ER 1H 1K
Lobaton 1/4 HR(1) R 3RBI GIDP
Murphy 3/3 BB R 2RBI
Murphy 3/3 BB R 2RBI
Turner 2/4 R SB(1)
雨のために一日延びた第2戦。日本時間午前2時からとなり、またもしっかり観戦できました。
ナショナルズ先発のTanner Roarkが1回表1死からCorey Seagerにソロ本塁打を打たれ、その裏、ナショナルズ打線はRich Hillの前に三者三振と、第1戦のリプレイを見るかのような展開の序盤は嫌な流れでした。
今日はRoarkの生命線である左打者の膝元へのツーシームが全く決まりませんでした。いい時のRoarkは、左打者の体に当たりそうに見えた球がシュート回転してプレートをかすめ、見逃しのストライクをコールしてもらうのですが、今日は、まず思ったコース・高さに行かない、曲がらない、審判にコールしてもらえないで、ほとんど使い物になりませんでした。こうなると必然ですが、甘く入ったボールを打たれます。2回表は1死満塁とされながらも投手のHillを三振、Chase Utleyを一ゴロに打ち取って切り抜けましたが、3回表にはJosh Reddickにライト前タイムりーを打たれて2点目を失ってしまいました。しかし、第1戦のMax Scherzerとの違いは2本目のホームランを打たれなかったこと。この後敬遠四球でまたも1死満塁としましたが、Yasmani Grandalを4-6-3の併殺を打たせて切り抜けました。
一方、打線はHillの前に3回まで無得点。2回裏にはDaniel Murphyのシングルの後、四球と死球で1死満塁のチャンスをもらいましたが、Jose Lobatonは最悪1-2-3の併殺。しかも、満足に1塁までダッシュできない様子でファンを消沈させる始末でした。Lobatonについては、3回表の失点の場面も、本塁でのタッチプレーのタイミングはアウトだったのに、ライトBryce Harperからの送球をLobatonが落球してセーフとなったもの。Pedro SeverinoではなくLobatonを先発起用したBaker監督の采配に、正直に言えば疑問を感じていました。はい。
しかし、4回表に意外な形でこの試合のターニングポイントが訪れます。1死走者なしの場面でHillがセカンドへのバントシングルで出塁。もしMurphyがきれいに捌いていればアウトの可能性が高い打球でしたが、Murphyはこれをお手玉。さらに続くUtleyの打球は鋭い当たりのファーストゴロで、これもRyan Zimmermanがきれいに捌いていれば併殺も十分あり得た、少なくとも二塁でHillがフォースアウトになった(そしてベンチで休めた)はずの打球でしたが、Zimmermanはグラブに当てて後逸し、結果は一塁のみアウト。次の打者がアウトになってイニングが終了するまでの間、塁上にいたHill。肩で息をしているシーンもあり、明らかに疲れた様子が見て取れました。
そして迎えた4回裏。そのHillから四球と死球で2死1,2塁のチャンスをもらうと、打席にはLobaton。カウント1-1からの3球目。高めに入ってきた緩いカーブを叩いてレフトのブルペンに放り込みました。逆転3ラン。セカンドから生還してきたMurphyのサードを回ったところでのガッツポーズは、この試合の象徴的なシーンとなりました。カーテンコールも起き、チームの、そしてファンの雰囲気を一気にひっくり返すまさに値千金の一撃。Lobaton、ありがとう!(見事なまでの手のひら返し(笑)。Baker監督、疑問を持ってしまい申し訳ありませんでした!
5回裏にも1死1,3塁からのMurphyのタイムリーで1点追加し、Hillをノックアウトします(この時点で4-2)。
5回裏にも1死1,3塁からのMurphyのタイムリーで1点追加し、Hillをノックアウトします(この時点で4-2)。
一方のRoarkも、Hillと同じ4イニングと1/3を記録しただけで、5回裏、ランナーを2人残しての降板となりました。悪いなりに最低限の仕事をしたという印象。ここからはブルペン勝負となりましたが、2番手のMark Rzepczynskiが、四球で1死満塁としながらも何とか堪えてつなぐと、以降はほとんど完ぺきな仕事ぶり。特に、4番手で出てきたBlake Treinenはドジャーズの打者を圧倒していました。Murphyにもう1本タイムリーが出て3点差となって迎えた9回は、クローザーのMark Melanconがマウンドに上がり、危なげなく締めてゲームセット。
シリーズを1勝1敗のタイとし、敵地ロサンゼルスに乗り込みます。(次戦は日本時間11日午前5時からとなります。)
MVP: Jose Lobaton
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