第5回は左腕のRobbie Ray投手です。
(Photo by Carl Kline/MiLB.com) |
[Player Data]
Name: Robbie Ray
Position: LHP
Born: October 1, 1991
Birthplace: Brentwood, Tennessee
School: Brentwood HS(Tennessee)
Height: 6-2
Weight: 170
Bats: Left
Throws: Left
Draft: 2010-12
Acquired: Draft
BA Organization Rank: 15(2011)⇒13(2012)⇒19(2013)⇒5(2014)(タイガースでは4位)
BA Overall Rank: NA
[Scouting Report]
90マイル前半のフォーシームを主体にスライダーとチャンジアップを投げる。2012年には遅い「スラーブ」を投げていたが、球威が上がり「高速スライダー」としてアウトピッチになった。チェンジアップも良くなってきたとの評判。課題は制球難。上限は先発3番手あたりという見方が大勢だが、左腕ということもあり最悪でもブルペン投手としてメジャーリーガーにはなるだろうと見られる。とにかく課題は制球難。
[Background]
高校時代に90マイルを超える速球を投げ注目を集める。大学進学の意思が強いと言われていたが、2010年ドラフト12順目で指名。779,000ドルという5順目以降の選手に対する史上最高額で期限ギリギリに契約。A. J. Coleとは同い年で高卒同期入団。
フルシーズン初年となった2011年シーズンをHagerstown(A)で過ごし20試合に先発。89イニングを投げて、3.13/1.23、95奪三振、38四球という好成績で評価を上げた。
Potomac(A+)にステップアップした2012年は壁にぶつかり、105.2イニングで6.56/1.62。奪三振率、四球率でも数字を落とす。シーズン序盤で激しく打ち込まれ、中盤に良くなったかなと思いきや、8月にまた打たれて終わった。
2013年の前半戦は再挑戦となったA+で安定したピッチングを展開し、夏にAAに昇格すると、その後もまずまずの投球。制球難は相変わらずも、球威が上がったことでイニング数を上回る三振を奪い、プロスペクトとしての評価を急上昇させた。12月2日、Doug Fisterのトレードのセンターピースとしてタイガースに移籍。
2014年5月6日の対アストロズ戦でメジャーデビュー。6回途中まで1失点の好投で、見事に初勝利を記録しました。
[Comment]
まさかこれほど早くメジャーデビューするとは・・・。Doug Fisterのナショナルズでの初登板よりも3日早いデビューと言われると、素直におめでとうと言えません・・・。でもまあ、おめでとう。(2014年5月)
2013 年に最も評価を引き上げた投手プロスペクト。トレードでの退団は残念に感じるが、Fisterほどの投手を獲得するためなら仕方ないでしょう。むしろそこまでよく育ってくれたと感謝。新天地での活躍、そしてメジャーで姿を見る日を楽しみにしています。(2014年4月)
まだまだ伸びシロのある投手。左腕ということもあって期待しています。A+に再挑戦となる今年は、昨年より成長したところ見せてほしいですね。(2013年4月)
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