NLDS第2戦。
Trea Turner, SS
Adam Eaton, RF
Anthony Rendon, 3B
Juan Soto, LF
Howie Kendrick, 2B
Ryan Zimmerman, 1B
Kurt Suzuki, C
Victor Robles, CF
Stephen Strasburg, P
先発は先日のワイルドカードゲームで3イニング無失点の救援登板をしたStephen Strasburg。中2日での登板ですが、特に制限なく投げられるとのことです。対するはClayton Kershaw。度重なる故障でかつてほどの支配的な投手ではなくなったといいますが、それでも今季の防御率は3.03、16勝。十分に難敵です。左のKershawが先発ということで、Ryan Zimmermanが先発オーダーに加わりました。
まもなくプレーボール。コメント欄でフォローしていきます。
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W4-2@LAD (Series 1-1)
Strasburg(W) 6.0IP 1ER 3H 0BB 10K
Doolittle(HD) 1.0IP 1ER 1H 2K
Scherzer(HD) 1.0IP 0ER 3K
Hudson(SV) 1.0IP 0ER 1H 2BB 2K
Rendon 2/4 double BB RBI
Eaton 2/5 R RBI
Kendrick 1/5 RBI
Cabrera 1/1 RBI
(試合展開の詳細はコメント欄をご覧ください。)
MLBファンなら誰もが知っているClayton KershawとStephen Strasburgという好投手2人の投げ合いに、両軍の守備も応え、引き締まった好ゲームとなりました。そして、またDave Martinez監督の采配が冴えたというか、ギャンブルに勝ったという印象の試合でした。
まずはナショナルズ打線。前日の完封負けのイメージを早々に払拭したかったはずですが、初回先頭のTrea Turnerのラッキーな二塁打から1点を先制。2回には2死からのタイムリーが2本続いて2点を追加。この後Kershawがしっかり立ち直って6回まで投げ切ったことを思うと早い段階でリードを奪えたことはこの試合においても貴重だったし、各打者が落ち着けたという意味で、シリーズ全体を見たときにもこの序盤の攻撃は大きな意味を持ちそうです。
一方、投手陣。今日の、いや今日もというべきか、Strasburgは素晴らしかった。速球もチェンジアップもスライダーも思ったようにコントロールできており、5回2死まで1人のランナーも許さない圧倒的なピッチング。6回に犠牲フライで1点こそ失ったものの、6回を終えてまだ85球。点差は2点。もう1イニングStrasburgに投げさせるという選択肢もあったはずです。
しかし、Martinez監督の判断は継投でした。7回表のナショナルズの攻撃を3投手を注ぎ込んでしのいだドジャーズのDave Roberts監督に対抗したわけではないでしょうが、7回裏からSean Doolittleを投入。Max Muncyにソロ本塁打を打たれて1点差とされはしたものの、リードしたまま7回を終了。
8回表には1死2,3塁で起用した代打Asdrubal Cabrera(ま、あの場面は誰もがCabreraだと思いましたが)がライト前にタイムリーを放ち、再び2点差。そして、その裏にはMax Scherzerを投入しました。2日の試合で先発し、中2日でのマウンドとなりましたが、最速99マイルで追い込んで、スライダーで三者連続三振。いつもに比べて感情を表に出さない感じでしたが、内心燃える想いはいつもどおりだったようです。
鬼門となっていた7、8回を乗り切ると、9回のマウンドにはクローザーとして定着した感のあるDaniel Hudson。2死2塁でMuncyを敬遠するというベンチの判断があわや裏目に出るところでしたが、最後は2死満塁からCorey Seagerを三振に仕留めてゲームセット。かなりギャンブル性の高い采配でしたが、勝てば官軍で結構です。
これでシリーズは1勝1敗。移動日を挟んで舞台はワシントンDCへ。Baby Shark Timeが待っています。
なお、NLDSももう1つのカード、カージナルスとブレーブスも1勝1敗となっています。
51 件のコメント:
[1回表]
先頭のTrea Turnerが初球をひっかけましたが、ラッキーにも三塁線を抜ける二塁打!
Eatonはバントを上げてしまいましたが、Rendonがフルカウントから四球、Sotoが追い込まれながら死球で1死満塁。
第1戦では一度もなかったチャンス!
Howie Kendrick!カウント2ー1からインコースの速球を振り抜き、三遊間シングル!
Nats 1-0 Dodgers
なお1死満塁で、Ryan Zimmerman
初球を振って、ファーストファールフライ。ううむ。外野フライ打つにはいい球でしたが、下を擦りました。残念。
2死満塁でKurt Suzuki。カウント3-2から低めへのボールになるスライダーを空振り三振。さすがKershawというしかないですね。
Nats 1-0 Dodgers
[1回裏]
空振り三振(チェンジアップ)、二ゴロ、空振り三振(スライダー) 13球!
Nats 1-0 Dodgers
[2回表]
Victor Robles が死球をもらい、Strasburgがきっちりバントで送って1死2塁。
Turnerは三ゴロに倒れましたが、Eatonが追い込まれながら高め速球を逆らわずにはじき返し、左中間にライナーのシングル!Roblesはゆっくりホームイン。
Nats 2-0 Dodgers
2死1塁
Rendon !! 真ん中への速球をしっかり振り抜き、左中間フェンス直撃のツーベース。2アウトだったので打つと同時にスタートを切っていた1塁からEatonが生還
Nats 3-0 Dodgers
Sotoは外へのスライダーで空振り三振でイニング終了となりましたが、2死からのこの2点は大きい。
[2回裏]
先頭のBellingerが初球を振って、センター前に抜けようかというゴロ。Kendrickが逆シングルで捕球!送球は乱れましたが、Zimmermanがナイスキャッチ!いい流れです。
空振り三振(外高め速球)、遊ゴロでイニング終了。この回は10球
Nats 3-0 Dodgers
[3回表]
5番のKendickからの打順でしたが センターフライ、空振り三振、遊ゴロ で三者凡退
Kershawはここまで56球
Nats 3-0 Dodgers
[3回裏]
空振り三振2つの後、Kershawがレフトへライナー。初安打を覚悟しましたが、Sotoがダイビングキャッチ!(ちょっとリスキーなプレーでしたが、結果オーライ)
Strasburgはここまで37球。素晴らしいペースです。
Nats 3-0 Dodgers
[4回表]
先頭のRoblesがバントシングルを狙いましたが、Kershawの守備に阻まれました。あっぱれ!
空振り三振、センターフライで3アウト
Nats 3-0 Dodgers
[4回裏]
1番からでしたが、センターフライ、サードゴロ(Zimmermanナイスキャッチ!本日2度目)、インハイ速球で空振り三振!
2巡目に入っても問題ありませんね
この回10球
Nats 3-0 Dodgers
[5回表]
先頭Eatonがセンターの頭を越えるかというフライを打ちましたが、Bellingerが好捕。集中してますね。
Rendonがどん詰まりながらファースト後方にポトリと落ちるシングルで久しぶりのランナーを出しましたが、Sotoは中飛、Kendickは三ゴロでイニング終了。
Nats 3-0 Dodgers
[5回裏]
Bellingerをチェンジアップで空振り三振、Max Muncyには粘られましたが、8球目の速球で見逃し三振、2死からWil Smithにセンター前に運ばれ、これが初安打。追い込んで低めのチェンジアップをうまく拾われました。まあ、仕方ない。
Seagerにも粘られ、この回だけで25球を要することになりましたが、最後はチェンジアップで空振り三振!
Nats 3-0 Dodgers
[6回表]
6番のZimmermanからの攻撃。三ゴロ、ショートライナー、Roblesが追い込まれながらレフトフェンス側まで運ぶ二塁打。惜しかった。Strasburgはキャッチャーゴロに終わりましたが、Kershawはこれで99球。代打で交代かな
Nats 3-0 Dodgers
[6回裏]
先頭打者からこの試合10個目となる三振(チェンジアップ)を奪いましたが、Kershawへの代打Matt Beatyにはライト前シングルを、1番のJoc Pedersonには左中間を破られ、1死2,3塁のピンチ。Justin Turnerに初球をライトへ犠牲フライを打たれました。
Nats 3-1 Dodgers
2死3塁
3番のPollockにも鋭い当たりを打たれましたが、Strasburgがナイスキャッチのピッチャーライナーでイニング終了 1点ならOK
Nats 3-1 Dodgers
ドジャーズのブルペンから追加点を奪いに行きましょう!
Strasburgは6回終えて85球。あと1イニング行ってほしい
[7回表]
ドジャーズの2番手はPedro Baez、打順は1番から
Turnerがショートの左を抜けるシングルで出塁 さあしっかり作っていこう
Eatonが三塁線に完璧に殺したバント、キャッチャーが捕球したものの送球すらできず 無死1、2塁で3、4番です
Rendonはカウント2-2からの低めスライダーに手が出ず見逃し三振
1死1,2塁、打者Juan Sotoというところでドジャーズは左投手のAdam Kolarekにスイッチ。昨日の試合でもSotoとの対戦のワンポイントで出てきて対戦しています
左横手投げって、角かよ
Sotoは粘りに粘って9球目を打った打球はピッチャーのグラブを弾き、ショートへ、際どいタイミングでしたが、間一髪アウト。惜しい。
2死2,3塁でドジャーズはこの回3人目、右投手のDustin Mayを投入。ナショナルズはKendickがそのまま打席に入ります。
Kendrickはセカンドゴロに倒れ、イニング終了。なかなか追加点が取れません。
ここはStrasburgに踏ん張ってもらうしかありません 頑張れ!
[7回表]
なんとここでSean Doolittleを投入してきました そしてブルペンではMax Scherzerがウォーミングアップ中
これがDave Martinez采配ということでしょうか とりあえず黙って見ます
↑
[7回裏] です
Bellingerを外低めへの速球で空振り三振!1アウト!
Max Muncyへの初球、真ん中高めの速球をライトスタンドに豪快に運ばれ、1点差
Nats 3-2 Dodgers
Wil Smithはストレート3球で空振り三振で2アウト 速球が走っていないわけでないので、打ったMuncyを褒めるべきなんでしょう
Seagerは追い込んだ後の変化球でファーストポップフライ 3アウト
End 7th
Nats 3-2 Dodgers
[8回表]
ドジャーズはMayが続投 先頭のZimmermanが弾丸ライナーのレフトへの二塁打!さあ、この回こそ追加点を!
Suzukiが歩いて無死1、2塁。追い込まれてからよく見極めました。
Roblesが初球をサード前に送りバントを決めて、1死2、3塁とし、代打Asdrubal Cabrera
Roblesが足を痛そうにしているのがちょっと気になります。
Cabreraが初球を振ってライト前にシングル!Zimmermanは生還、Suuzkiは3塁でストップ。ただ、Cabreraが一二塁間に挟まれてしまい、タッチアウト。うーむ。追加点の喜びが半減です
Nats 4-2 Dodgers
2死3塁
Turnerはショートフライでイニング終了。まあ、1点追加しただけでも良しとしましょう!
Nats 4-2 Dodgers
[8回裏]
ナショナルズの3番手はMax Scherzer!!! そして、センターにはMichael A. Taylorが入っています。Roblesの状態が気になるところです。が、まずはこの試合です。
空振り三振(スライダー)!
空振り三振(スライダー)!!
空振り三振(スライダー)!!!
結果的に決め球はスライダーでしたが、99マイルを連発
静かに気合い入りまくりのScherzerでした!
[9回表]
ドジャーズは5番手のJulio Uriasがマウンドへ。左投手。
2アウトからSotoの投手ゴロをUriasがさばけず(エラー)出塁しましたが、Kendrickはセンターフライで3アウト
Nats 4-2 Dodgers
で、9回裏です
[9回裏]
マウンドにはDaniel Hudson。
先頭のJustin Taylorにはワンバウンドでライトスタンドに入る二塁打を打たれましたが、A.J. Pollockはスライダーで空振り三振。1アウト。
Bellingerは初球を打ち上げ、サードフライ。Rendonは最後転びながらの危なっかしいキャッチでしたが、アウトはアウト。2アウト
Max Muncyを敬遠して、2死1,2塁としてWil Smith 勝負。
Wil Smithに対して1球もストライクが入らず、2死満塁 なんのための敬遠だか。。。
慌てて、Menhart投手コーチがマウンドへ
ヒヤヒヤさせられましたが、最後はカウント2-2からのインローのスライダーを振らせSeagerを空振り三振 3アウト
勝った!Nationals WIN!!!!
estoppelさん
最後までヒヤヒヤものでしたが、なんとか勝ちましたね!
明後日の先発をどうするか、Roblesの状態など気がかりなことはありますがとりあえず嬉しいです!!!
マルさん
ありがとうございます
とにかく1つ勝ちましたね。形なんてどうてもいいと思っていましたが、予想外にいい形で勝てました。
中1日空いてホームに帰っての2試合、楽しみは続きますね
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