このシリーズが始まる前まで19勝26敗の借金7で一昨年までの弱いチームに逆戻りしていたはずのパイレーツとのシリーズ。しっかり勝って勢いをつけるにはいい相手のはずでしたが、まさかの3連敗。貯金がなくなったどころか、借金生活に突入してしまいました。
敗因は何と言っても打線。打てない。とにかく打てない。背水の陣のはずの24日の先発がこんなのでいいはずがありません(打率は24日の試合後)。
Span, .260
Rendon, .257
Werth, .273
Ramos, .192
Desmond, .237
Dobbs, .207
Espinosa, .212
McLouth, .146
25日にはAdam LaRocheが帰ってくるようですが、それでも先発から抜けるのはGreg Dobbsだけ。厳しい日々が続きそうです。
5/22 McCutchen 1人にやられた
L1-3@PIT (Season 24-23)
Treinen(L0-2) 5.2IP 2ER 4H 5BB 4K
Ramos 2/4
Desmond 1/3 BB HR(8) R RBI
ナショナルズ戦に滅法強いという印象の(リーグMVPなんだからどこ相手でも打つんでしょうが)、Andrew McCutchenにこの試合でもやられました。Blake Treinenの失った1点目は2死満塁からMcCutchenへの死球によるもので、2点目もやはりMcCutchenのセンター前シングルでした。ナショナルズ打線はIan Desmondのソロによる1点のみ。最終回、2死ながら1,2塁からAnthony Rendonの打球はセンター前へのハーフライナー。落ちて入れば1点差に詰め寄っていたはずでしたが、それをスライディングキャッチしたのはやはりMcCutchenでした。
5/23 McCutchenは抑えたけれど
L3-4@PIT (Season 24-24)
Zimmermann(L3-2) 6.0IP 4ER 7H 1BB 4K
Span 2/5
Werth 1/3 2BB R
この試合では、そのMcCutchenを4打数ノーヒットと抑えました。が、先発のJordan Zimmermannが他の打者に打たれて4失点。4回までに7安打されており、むしろ、よく4点で終わったという感じの内容でした。打線は3点とったとはいえ、犠飛が2本と相手ワイルドピッチによるもの。チャンスで打てない病が続いており、3回表に1死1,3塁でWilson Ramosが併殺に倒れたのを含めて、得点圏で9打数1安打(それもポテンヒット)。
5/24 ドラ1対決を落とす
L2-3@PIT (Season 24-25)
Strasburg(L3-4) 7.0IP 3ER 7H 2BB 7K
Desmond 1/3 HBP HR(9) R RBI
Dobbs 2/4
Stephen Strasburg(2009年)とGerrit Cole(2011年)という「ドラフト全体1位指名」同士の対戦となったこの試合。序盤はともに素晴らしい内容で計6つのゼロを並べると、4回にはともに1死からソロ本塁打を被弾と、そこまでは全くの互角。この2人に差がついたのは5回。2死走者なしからRendon(シングル)、Jayson Werth(四球)が出塁すると、Ramosが粘った末につまりながらもライト前に運ぶタイムリー。この回だけで32球を投げさせ、結局Coleを6回で降板させることに成功しました。一方のStrasburgは5回、6回を全く無難に乗り切り、1点リードのまま7回のマウンドに上がりました。メジャー初登板以来、得意としているパイレーツ戦ということもあり、このままスイスイ行くかと思われましたが、1死2,3塁のピンチを作ると、犠飛とタイムリーであっさりと逆転を許してしまいました。
2 件のコメント:
メンツだけならともかく、打率を見ると四、五年前のナショナルズのようですね。チャンスを作っても期待が持てないというか・・・。HRを打てるDunn&Willinghamがいたので、もっと点も入っていましたし。
匿名さん
打率だけ見ても一番良くて.273というのはあんまりです。チームのホームラン・リーダーがDesmondとEspinosaでは・・・。Hairston、McLouth、Frandsen、Dobbsと打率2割前後のベテラン4人に頼っているようではどうにもなりません。Waltersがマイナー落とされた今となっては若手といえばMooreくらいです。起爆剤として、AAAで絶好調のSouzaをレフトで常時起用してもいいと思うのですが・・・。
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