W4-2@ATL (Season 86-63)
Strasburg(W12-11) 7.0IP 0ER 5H 7K/ 1/1 BB SAC RBI
Storen(SV6) 0.1IP 0ER 1H
Ramos 1/3 HR(11) BB 2R RBI
ブレーブスに対して苦手意識のあるナショナルズの中でも、特にStephen Strasburgの適地アトランタでの成績は悲惨でした。キャリア通算7試合に登板して1勝3敗。防御率6.99。何より、7試合で計28.1イニング、つまり1試合あたり4回ちょっとしか持たないという数字はちょっと考えられないほどでした。
しかし、今日は違いました。序盤からしっかりと抑え込み、5回裏の自らのけん制悪送球で招いた無死3塁のピンチも切り抜け、7イニングを無四球5安打で無失点。球数はまだ90球でしたからもう1イニング、あるいは完封・完投も十分狙えましたが、4-0とリードしていたこともあって、ポストシーズンに向け無理はさせないというベンチの判断から降板となりました。チーム状態の違いがそのまま反映されたということかもしれませんが、この機会に苦手意識を払しょくしてくれればいいなと思います。
打線は、3回にDenard Spanのタイムリー二塁打、5回にはWilson Ramosが2試合連続となるソロ本塁打、7回にはStrasburg自らセンター前に弾き返すタイムリー、そして8回にはIan Desmondが盗塁で2塁に進んだ直後のまさにタイムリーなヒットと、小刻みに1点ずつ得点しての計4得点。ブレーブスを下回るわずか6安打でしたが、今日は効率よく得点できました。
4-0とリードして、このまま余裕の勝利かと思われた9回裏。マウンドにはRafael Sorianoが上がりました。「プレッシャーのかからない場面での起用」で調整が続けられているSoriano。今日は4点リード、9回、とこれまでよりほんの少しだけプレッシャーが高い場面での起用となりましたが、結局投げ終えることはできませんでした。先頭打者に二塁打、次の打者は三振でしたが、その次の打者に二塁打を打たれて1点。2死までは来ましたが、さらに四球を与えて2死1,2塁、一発出れば同点という場面にしてしまったところで、さすがのWilliams監督も我慢がならず、Drew Storenへの交代を命じました。Storenも最初の打者にヒットを打たれて2点目を失いましたが、次の打者を打ち取ってゲームセット。Sorianoの使えなさぶりを再確認しただけでした。ポストシーズンのロースターには絶対入れないでもらいたい。
これでマジック2。あと2試合続くブレーブス戦で1つ勝てばその時点で地区優勝が決定となります。それにしてもブレーブスはついに5割まで転落。ポストシーズンで当たることもなさそうです。
ナ・リーグ最高勝率争いは2位のドジャーズがロッキーズに大勝。0.5差は変わっていません。
MVP: Stephen Strasburg
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