2014/09/18

9/16 敵地アトランタで地区優勝!!! 【m10】

W3-0@ATL (Season)
Roark(W14-10) 7.0IP 0ER 5H 4K
Cilppard(HD36) 1.0IP 0ER 1K
Storen(SV7) 1.0IP 0ER
Desmond 2/4 double HR(23) 2R 2RBI

マジック2、勝てば地区優勝が決まる一戦の先発を任されたTanner Roarkが、大一番で素晴らしいピッチングを披露しました。味方打線が、ランナーを出しながらもブレーブス先発のAaron Harangをなかなかとらえきれないというやや嫌な展開が続く中でも自分のペースを守り、7イニングを投げて被安打5、無四球で、3塁さえ踏ませんでした。Doug Fisterに再び(三度?)並ぶシーズン14勝目。ルーキー資格こそありませんが、これまで経験したことのないイニング数に達する中でも高水準で投げ続けています。明日先発予定のGio GonzalezとどちらがNLDSのローテーションに入るかいろいろなところで議論されていますが、今日のような大一番での強さを見せられるとRoarkに任せたくなります。

そんなRoarkをなかなか援護できないナショナルズ打線でしたが、6回表にIan Desmondがレフトスタンド中段への2ランを打って均衡を破り、9回表にも二塁打で出塁したDesmondが最終的にはブレーブスのバッテリーエラーの間に生還し3-0。このリードを8回はTyler Clippardが三者凡退で保ち、そして9回のマウンドには3日連続の登板となる(本来、昨日は投げなくて済むはずだったのに誰かさんが投げ終えられなかったので緊急登板を強いられた)Drew Storen。

簡単に2本の内野ゴロで2死を取ると、最後の打者Justin Uptonも2球目のスライダーを引っ掛けてセカンドゴロ。この瞬間、ワシントン・ナショナルズの2年ぶり2度目のナ・リーグ東部地区の優勝が決定しました。

球場で見守った2年前とは異なり、今回は日本で、しかもオフィスで経過を追うだけという環境だったため、個人的な興奮は比較になりませんが、現地の報道や試合後のインタビューなんかを見ていても、達成感が大きかった2年前とは異なり、「まだまだこれから」感が強く感じられました。レギュラーシーズンだってまだ12試合も残しており、しっかり調整していかなければなりませんし、リーグ最高勝率ではドジャーズとは僅差で競っています(ドジャーズが敗れたため、リーグ最高勝率へのマジックは10となりました。)。

ともかく一区切り。おめでとう、ナショナルズ。

MVP: Tanner Roark

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