2015/08/29

ロースター異動まとめ(2015年8月)

8/6 Aaron BarrettをAAAにオプションし、Blake Treinenを招集
8/8 Stephen StrasburgがDLから復帰、Dan UgglaがDL入り
8/21 Trea Turnerがメジャー初昇格、Tyler MooreがDL入り
8/25 Denard SpanがDLから復帰、Tanner RoarkをA+へオプション
8/28 SpanがDLに逆戻り(→手術でシーズン終了)、Matt den Dekkerを招集

● Aaron BarrettをAAAにオプションし、Blake Treinenを招集
前日の試合で10失点と崩壊したブルペン。中でも1点リードの6回に2番手として登板するなり3連だを浴びて逆転を許し、1死しか取れずに降板したAaron BarrettがAAAに降格となりました。うーん。7月10日に昇格してきてから、10試合目で初めて失点しただけでいきなり降格というのも厳しい対応だなとは思いますが、流れを代えるためということなのでしょうか。⇒その後、ひじ痛によるDL入りと変更。それはそれで心配な情報です。

Blake Treinenを招集。不振で7月20日に降格させられていましたが、AAAで5試合に登板し、いずれも無失点。特に、苦手としていた左打者の攻略方法を試し、うまくいっていたようです。


● Stephen StrasburgがDLから復帰、Dan UgglaがDL入り
投げれば好投していながら左わき腹を痛めて7月5日からDL入りしていたStephen Strasburgが待望の復帰。マイナーでのリハビリ登板でも結果を残しての満を持しての復帰です。前半戦のローテーションを引っ張ったMax Scherzerがやや調子を落としている中、ポストシーズン進出に向けて、エースとしての活躍が期待されます。

代わってDan UgglaがDL入り。まさかの開幕ベンチ入りから、4,5,6月と代打を中心にまずまず貢献していましたが、背中を痛めた影響からか7月以降は打率1割にも満たないという惨状。ひとまずDL入りとはなりましたが、果たして戦力として復帰してくることはあるでしょうか。


● Trea Turnerがメジャー初昇格、Tyler MooreがDL入り
20日の試合前の練習中に左足首を捻挫したTyler MooreがDL入りとなり、代わってトッププロスペクトのTrea Turner遊撃手がメジャーに呼ばれました。初昇格。早速、守備で途中出場し、打席では惜しくもアウトになりましたが、あわや内野安打という打球を放ち、持ち味の足の早さを披露していました。

超ビッグニュースなのに、数日放置してしまい、すみません。しかも、なんとProspect Profileの記事さえまだ書いていないことに今更気付きました。急いで書きます!!

⇒ 8/25 書きました(笑


● Denard SpanがDLから復帰、Tanner RoarkをA+へオプション
背中を痛め7月上旬からDL入りしていたDenard Spanが復帰。Spanがいるのといないのとではチームの勝率に大きな差があります。今季は度重なる故障に見舞われてきましたが、もうこれで終わりにしてもらいたい。シーズン終盤に向けてよろしくお願いします。

25人ロースタースポットを空けるために外れたのがTanner Roark。2013年8月のメジャー初昇格以来、一度もマイナーに落とされたことがないままここまで過ごしてきましたが(素晴らしいことです!)、このタイミングでマイナー行きとなり、驚きました。ただし、決して不本意な降格ということではありません。マイナーで「先発投手として」調整してくることが求められています。行き先もSyracuse(AAA)ではなく、(ホームゲームであれば)自宅から通うことのできるPotomac(A+)。2試合に先発した後メジャーに呼び戻される予定と本人にも既に伝えられています。これはつまり、シーズン投球回数制限のためJoe Rossのシーズンを早めに終了させ、代わってRoarkがローテーションに入ることになるという意味。こちらもシーズン終盤に向け、チームへの貢献が期待されます。


● SpanがDLに逆戻り(→手術でシーズン終了)、Matt den Dekkerを招集
つい先日DLから復帰してきたDenard Spanでしたが、ずっと悩まされている背中の痛みが再発。DLに逆戻りするだけでなく、手術を受けてシーズンが終了してしまうことが発表されました。今季、ここまでは、.301/.365/.431、11盗塁で失敗なしという素晴らしい成績を残してきましたが、問題はこれがわずか61試合によるものという点。ナショナルズへのトレードが明らかになった当初は脳震盪の影響などを心配されていましたが、2013,14年の2年間は健康に過ごして成績も残し、そんな懸念を払拭していました。それなのに、FA前最終年になって・・・痛すぎる(本人にとってもチームにとっても)故障に見舞われてしまいました。

ナショナルズの2015年シーズンが(これまでのところ)期待はずれに終わっている要因としては、いろいろありますが、Spanの長期離脱も1つでしょう。Spanが出場した61試合の結果は36勝25敗。そして、Spanが限界を訴えて途中退場することになった7月6日の試合が始まる前の時点の4.5ゲーム差が今季の首位ナショナルズの2位に対する最大のリードだったという事実。残念でなりません。

ただ、トレードでやってきてからの3年(2年半というべきか)の間、チームに貢献してくれたことは間違いありません。ずっと不安定だったセンター・リードオフの職責をしっかり務めてくれました。何とか、オフにいい契約を結べることを願っています。(基本的にMichael Taylorに任せてみるべきだと思うので、Spanが控えも許容してくれるならですが)再契約ももちろん歓迎です!

センターを守るのはTaylorしかいない(とはいえ、そのTaylorも27日の試合で負傷しているため、28日の試合はなんとBryce Harperが久しぶりにセンターを守りましたが。。)ということで、AAAからMatt den Dekkerが呼ばれています。

ちなみに、2年契約の2年目が終わろうとしているNate McLouth外野手も同じくシーズン終了となることが先日判明しています(こちらは笑っちゃうほど貢献しませんでしたね。)。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

監督は結構Barrettに信頼を置いていたようですが、今年はかなり内容がひどいと思います。ここ一番というところで打たれてしまう。2013年度のStorenを見ているような感じだなと思います。Treinenもかなり波があるように見えるので、これを機に安定感のある中継ぎになってほしいですね。
先発ではFisterとZimmermannが最近ひどいですね。Gioは短いイニングしか投げてくれないし、Scherzerいなかったらと思うとぞっとします。

あと今更な感じもしますがClippardがMetsに行ってしまったのは悔しい・・・。

estoppel さんのコメント...

匿名さん

返事が遅くなりました。そうなんですよ、結局Clippardの不在が大きいんですよ。しかもよりにもよってメッツに奪われる始末。これまでRizzo GMのことはずっと信じてきましたが、Papelbonのトレード獲得を含め、疑問が多すぎます。