忙しさにかまけて7月はサボってしまいましたが、そうこうしているうちに、Erick Feddeがプロデビューしていました。My Top 10 Prospectsの近況をアップデートしておきします(データは8月18日まで)。
●Trea Turner, SS
58G 254PA 5HR 24BB 48K .322/.385/.471 11SB [ AA (Padres)]
10G 41PA 0HER 1BB 8K .359/.366/.513 4SB [AA(Harrisburg)]
47G 199PA 3ER 13BB 40K .302/.343/.412 14SB [AAA]
6月16日にHarrisburg(AA)に合流すると、10試合中5試合でマルチ安打を記録して早々にSyracuse(AAA)に昇格。AAAでの最初の5試合は18打席ノーヒットと一瞬苦しみましたが、直後に13試合連続ヒットを記録し、その後も順調に実績を残しています(オールスター前座のFutures Gameに選出・出場)。最初の5試合を除いた成績は、181打席で.333/.376/.455と全くAAでのそれと遜色なし。売りの1つである盗塁も14個と順調に積み重ねています。
●Lucas Giolito, RHP
13G 69.2IP 20BB 86K 2.71/1.22 [A+]
4G 23.2IP 11BB 23K 4.18/1.35 [AA]
前回6月のレポートの時点では、Potomac(A+)で7試合に登板して4.08/1.36の成績で「圧倒的な結果を残すには至っていません。」と書きましたが、その後の6試合では30イニングを投げて自責点はわずかに3(防御率0.90)、35奪三振と圧倒し、7月下旬にAAに昇格しました(Futures Gameにも選出・出場)。AAでは最初の2試合でやや打たれましたが、3試合目で7回途中1失点、そして8月14日の試合では7回を1安打1四球11奪三振の無失点に抑え、リーグ週間MVPを受賞。このままいい感じでシーズンを終えてもらいたい。
●Reynaldo Lopez, RHP
19GS 99.0IP 28BB 94K 4.09/1.22 [A+]
前回レポート時は必ずしも好成績ではなかったものの「心配はいらないと思います。」と書きましたが、まさにその通りとなりました。以降の11試合は60イニングで防御率3.60、58奪三振。特に、8月12日の試合では7回を2安打1死球11奪三振の無失点に抑え、リーグ週間MVPを受賞。このままいい感じでシーズンを終えてもらいたい。(コピペじゃないですよ。)
●Joe Ross, RHP
9G 53.2IP 54K 9BB 3.86/1.08 [MAJOR]
5G 24.2IP 15K 7BB 2.19/0.89 [AAA]
9G 51.1IP 54K 12BB 2.81/1.13 [AA]
今季の出世頭。Doug FisterがDLから復帰したタイミングで予定通りAAAに降格となりましたが、きっちりと結果を残し(1登板あたり5イニングの限定を課されていた模様)、DL入りしたStephen Strasburgに代わって7月21日にメジャー再昇格。ここから数試合にわたって安定したピッチングを見せると、Strasburgが復帰しても不安定なFisterをブルペンに追いやる形でローテーションに残りました。自身未経験のシーズン投球回数に達した疲れからか直近2試合はいずれも5回持たずにKOされているのがやや心配。
●Wilmer Difo, SS
8G 8PA 0HR 0BB 1K .125/.125/.125 0SB [MAJOR]
68G 293PA 1HR 10BB 58K .287/.324/.382 21SB [AA]
19G 83PA 3HR 8BB 13K .320/.386/.533 4SB [A+]
メジャーで故障者が出ると呼ばれ、代打で出場し、故障者が復帰するとAAに戻されるということが2度と気の毒な面もあり、ややA+以前に比べると成績を落としています。9月までは呼ばれないでしょうから、それまでの間に出塁率・長打率でもう少し数字を伸ばしておきたいところです。盗塁数は順調に伸びています。
●Drew Ward, 3B
100G 383PA 5HR 34BB 99K .248/.325/.354 1SB [A+]
スラッシュラインの成績は前回6月のレポート時とほぼ同じ。調子を上げることができないまま8月に入り、3日の試合で3ランを放った直後、4日の試合の途中で足を痛めて退場。そのままDL入りとなっています。シーズン終了までに戻ってくることができるでしょうか。
●Austin Voth, RHP
24G 134.1IP 127K 35BB 3.01/1.14 [AA]
前回からの2か月間の数字は、12試合68.2イニングで65奪三振、2.48/ 1.14。これだけの成績を続けて残されるとプロスペクトとしての価値も高まってきます。シーズン投球回数が既に自身最多に達していますのでAAのシーズン終了まで投げ切って終了と見込まれます(秋の昇格はないでしょう)が、来年のスプリングトレーニングへの招待は現実的に見えてきたのではないでしょうか。
●Rafael Bautista, OF
34G 147PA 0HR 9BB 12K .274/.329/.304 18SB [A+]
開幕直後にDL入りしてしまい、7月になってようやく実戦復帰。GCLで6試合、Auburn(SS)で8試合にリハビリ出場した後、7月22日にPotomac(A+)に合流しました。その後は26試合で打率.303、盗塁数も順調に伸ばし、失われたシーズンとなることは何とか回避した感じです。残りのシーズンで何とかもう一息、数字を伸ばしてもらいたいところです。
●Jakson Reetz, C
36G 132PA 0HR 13BB 37K .212 /.326/.248 3SB [SS]
春はフロリダで練習・調整を続け、6月に開幕したAuburn(SS)に参加。ドラフトされたばかりの大卒選手の中で最年少としてプレーしたことも影響してか、打撃低迷。相変わらず四球をしっかり選んでいることが救いというべきでしょうか。来季が正念場となりそうです。
●Erick Fedde, RHP
2G 9.0IP 7K 3BB 6.00/1.33 [A]
8G 35.0IP 36K 8BB 2.57/1.31 [SS]
前回6月のレポートを出した直後の6月21日にAuburn(SS)でプロデビュー。3回1失点。その後、支配的とは言えないまでもしっかりと成績を残し、8試合を投げたところでHagarstown(A)に昇格。Aでの初戦では5回途中6失点KOと打ち込まれましたが、2戦目は5回2死で降板することになりながらも結果は無失点。今季はきっちり投球回数を重ねることが第一ですが、もう少しだけ数字を改善して締めくくってくれるといいなと思います。
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