あまり余裕が無いので速報だけ。できたら、また書き足します。(7月29日オリジナル。8月4日追記。)
フィリーズのクローザーJonathan Papelbonをトレード獲得。AAの先発投手、Nick Pivettaとの1対1トレード。
ブルペンの補強が必要だったことは理解していましたが、まさかクローザーを取ってくるとは。これにより、Drew Storenがセットアッパーに戻ることとなりました。今季、29セーブ、防御率1.73と、これ以上ないほどの素晴らしい成績を残していたにも関わらず。そんなに信用してなかったということでしょうか。うーむ。Storenの気持ちを考えるとやり切れません。
************以下、8月4日追記分。***************
Jonathan Papelbon (2015 Season for PHI)
37G 17SV 39.2IP 40K 8BB 1.59/0.98
通算342セーブ、レッドソックスとフィリーズの2球団でそれぞれ球団セーブ記録を持つベテランクローザー。レッドソックス時代にはポストシーズンでも通算18試合に登板し、防御率1.00、WHIP 0.82の好成績を残し、特に2007年はワールドシリーズの胴上げ投手(注:日本風に言えばであって、実際は胴上げは行われていない。)となった。とはいえ、最後にポストシーズンで投げたのは2009年。2012年にフィリーズとFA契約してからは、チームが低迷したことと関係があるのかないのか分かりませんが、成績こそ残しているものの素行面での悪い話ばかりが聞かれている。クローザーとしてセーブを記録することに強いこだわりを持っており、今回のトレードのでもクローザーとして起用される確約を求め、ナショナルズは飲むことになった。また、フィリーズと結んだFA契約では来季は球団オプション(1300万ドル)となっていたが、今回のトレードに際して1100万ドルで契約することにナショナルズとの間で合意している。個人的には、レッドソックス時代には大ファンでTシャツも持っています。したがって、ナショナルズで活躍してくれるなら歓迎したいところなのですが、Storenの処遇を考えると素直に喜べないのも事実です。
Nick Pivetta (2015 Season for A+ & AA)
15G 86.1IP 72K 29BB 2.29/1.15 (A+)
3G 15.0IP 6K 9BB 7.20/1.87 (AA)
2013年ドラフト4順目で入団し、ここまで順調に育ってきた先発右腕。春の各種プロスペクトランキングでは球団内で10位前後に位置付けられていた。今季は初挑戦となるPotomac(A+)で素晴らしいピッチングを続けオールスターにも選出された。先日Harrisburg(AA)に昇格。AAでの3試合ではやや苦戦していたが、まだ22歳という年齢を考えると期待はかなり大きかった。
なお、25人ロースターを空けるために、Sammy SolisをSyracuse (AAA)にオプション。また、40人ロースター枠を空けるために、Dan Butler捕手をDFA。これにより40人ロースターの捕手はWilson RamosとJose Lobatonの2人だけに。2人が故障でもしたら代わりに呼べる捕手を40人ロースターに入れるところから必要になります。
1 件のコメント:
そっか、トレードだから、オプション行使になってしまったんでしたっけ?残り半年ならともかく、来年もセットアッパーと言われると、チームは引き止めたくても、Storen本人がトレード要求してもおかしくないですね。
Chapmanは要求が高すぎたのでPapelbonにしたそうですが、う~ん、という感じですね。敏腕Rizzo GMがその辺を考えていないとは思えないので、Storen放出やむなしと考えているんでしょうかね?
でもStoren出すなら、リリーフを加えたのがまた振り出しだし、何とか慰留して、オフにどちらかをトレード、とか?
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