2017/05/15

5/14① クローザーKelley2点を守れず

L3-4 Phillies (Season 23-13)
Gio 6.2IP 1ER 4H 3BB 5K
Kelley(BS2, L3-1) 0.1IP 3ER 3H 1BB
Harper 2/4 HR(12) R RBI
Turner 1/5 HR(4) R 2RBI

ダブルヘッダーの1戦目。その初回、前夜のサヨナラ弾の余韻も冷めやらぬBryce Harperが、アンコールに応えるかのように右中間に先制ソロを打ち込む最高の立ち上がり。5回裏には、やはり前日ホームランを打ったTrea Turnerが左中間へ2ラン。打線はこれで3得点。ただ、その他にもチャンスはありながら拙攻で得点できず。先発のGio Gonzalezが投げている間はこれで十分な援護のように見えましたが、結果的にはこの拙攻が響きました。

さて、その先発のGio。5月に入ってから不安定なピッチングが続き心配しましたが、この日は好投。6回まで危なげなく無失点。7回1死からソロホームランによる1点を失い、その回の途中でマウンドを降りましたが、被安打4、与四球3ながら、3つの併殺打を打たせるピッチングは見事。3-1とリードを守りきりました。

Gioの後を受けたブルペンも、Matt AlbersとEnny Romeroで7,8回を切り抜け、2点のリードで9回表へ。Shawn KelleyとKoda GloverがそろってDLから復帰してきてからの最初のセーブ機会となったこの場面で起用されたKelleyでしたが、これが大失敗。本塁打、(1死後)、二塁打、二塁打と打たれてあっという間に同点とされると、慌てて準備して出て行ったGloverが決勝打を打たれてしまい、逆転されて終了。完全な勝ち試合だったのに・・・と、ため息するしかありません。

結果論かもしれませんが、9回表はGloverに頭から行かせて欲しかった。本人たちの発言を聞いていると、クローザーとしてブルペンを立て直すことができる資質があるのはGloverだと思います。しばらく前から言っていますが、クローザーはGloverと役割を明確にすべき時でしょう。Kelleyとの併用などというあいまいな言い方ではなく、フロント・ベンチは今こそGloverへの信頼を示すべきときではないでしょうか。

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