2017/05/10

5/9 またもブルペン崩壊

L4-5x(12)@BAL (Season 21-12)
Scherzer 8.0IP 2ER 4H 2BB 11K
Romero(BS2) 1.0IP 2ER 3H 1BB 1K
J. Turner(L1-1) 1.2IP 1ER 5H 1BB 1K
Murphy 1/3 HR(6) BB R RBI
Lind 1/1 HR(3) R 3RBI

完全な勝ちゲームでした。1-1の同点で迎えた8回表に代打Adam Lindが3ランを打って勝ち越しに成功。投げては先発のMax Scherzerが、6回途中までノーヒットピッチングで、最終的にソロ本塁打2本による2失点のみで、4-2と2点のリードを保って8イニングを投げ切りました。あっさりと連敗をストップできるはずでした。

しかし、そう簡単に残りのアウト3つが取れないのが今のナショナルズのブルペン。今日9回のマウンドに送られたのは比較的信頼が置けるピッチングを続けてきたEnny Romeroでしたが、やはりダメでした。先頭打者に四球。何とか2死1塁までこぎつけ、あと1人まで来ましたが、ここでボーク(まあ、あのタイミングであのセットポジションをボークと取るのは審判の品格が疑われますが、それでもボークはボーク)でランナーを2塁に進められると、ここから2連続タイムリーを打たれ、あれよあれよという間に同点に追い付かれました。

こうなるともう流れはオリオールズ。11回裏はBryce Harperの素晴らしい返球で本塁タッチアウトで窮地を脱しましたが、12回裏はJacob Turnerもこらえきれず、サヨナラ負け。

このブルペンではどうしようもありません。今日で12敗目のナショナルズですが、そのうち半分の6敗がブルペン投手。誰が出てきても抑えられる気がしません。大手術が必要な時期だと思います。まず、Blake TreinenとJoe Blantonはマイナー/DLに行って再調整、思い切ってAAAにいる若手を起用、さらには、(ようやくマイナーでのリハビリ登板を開始するとの情報が入ってきたのでまだ数日は必要ですが)Koda Gloverが復帰して来たときには不動のクローザー扱いとする、くらいの勝負をかけてもいいのではないかと思います。とにかく、何か手を打たないと先発投手陣や野手陣の士気にも関わります。

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