W4-3(10)@ATL (Season 1-0)
Scherzer(ND) 7.0IP 2ER 3H 2BB 7K
Treinen(W1-0) 1.0IP 1BB 1K
Papelbon(SV1) 1.0IP 0ER 1K
Murphy 2/3 double HR(1) 2BB R 2RBI K
Harper 1/3 HR(1) 2BB R RBI SB(1)
せっかく日本時間午前5時からという勤め人にも観戦可能な時間帯だったので、MLB.tvで観戦していました。延長戦に入った時は最後まで見られないかと気を揉みましたが、延長10回で終わり、かつJonathan Papelbonがあっさりと抑えてくれたので、ゲームセットまで完全観戦。満足です。
しかし、なんともワイルドなゲーム・・・勝ててよかったな、というのが率直な感想です。また、一昨年の開幕戦と似ていること、昨年の開幕戦とは大違いであることも、すぐに頭をよぎりました。
さて、試合を振り返っておきます。まずは、ナショナルズの先発ラインナップ。
1. Ben Revere, CF
2. Anthony Rendon, 3B
3. Bryce Harper, RF
4. Ryan Zimmerman, 1B
5. Daniel Murphy, 2B
6. Jayson Werth, LF
7. Wilson Ramos, C
8. Danny Espinosa, SS
9. Max Scherzer, P
1回表。1死からAnthony Rendonがセンター前で出塁し、打席にはBryce Harper。相性のいいJulio Teheranに対して、追い込まれながらもファールで粘っていた7球目の後にRendonがけん制死。ため息をついた次の瞬間でした。内に入ってきたスライダーを振りぬいた打球はライトスタンドに飛び込む先制弾。前年MVPとして迎えたシーズンの第1打席でしっかり結果を出すあたり、さすがです。この後の打席でも2つの四球を選び、幸先の良い開幕戦となりました。
しかしその裏、またしてもFreddie Freemanにやられました。あっさりと2死を取り、Freemanに対しても2ボールから速球を2つを続けて空振りさせて追い込んだMax Scherzer。気が緩んだか、ど真ん中に速球をバックスクリーンに弾き返されてしまいました。ScherzerとFreemanは初顔合わせでしたが、Freemanはナショナルズのユニフォームを着てれば誰でもいいみたいですね。これで同点。
4回表にDaniel Murphyのナショナルズ移籍後第1号で勝ち越しましたが、その裏、Adonis Garciaにレフトスタンドへ運ばれ再び同点。Feemanを三振に取った直後、やはり気が緩んだ感じで高めに浮いたスライダーを叩かれました。Scherzerはこの後7回まで投げ切り、他に打たれたヒットは1本だけだっただけに、やや悔いの残る登板となりました。
5回以降2-2の同点で推移した試合が動いたのは、8回裏でした。2番手で登板したFelipe Riveroが2死1,2塁のピンチを作り、迎えるはFreeman。左対左のマッチアップで、見ているファンとしては真っ向勝負でもよかったように思いましたが、ベンチからの指示は無理に勝負しない(3-0とした後、3-2となり、結果は死球)。2死満塁として、マウンドに呼ばれたのはShawn Kelley。ところが彼が誤算でした。Garciaに対してストレートの四球。しかもかなり手前でバウンドしてしまったものが2球もあるなど、4球とも明らかなボール球。ベンチとしては最も信頼できるブルペン投手として送り込んだはずが、見事に裏切ってしまいました。
1点リードされて9回へ。敗色濃厚でしたが、クローザーJason Grilliから先頭のJayson Werthがストレートの四球をもらうと、Wilson Ramosが追い込まれながらも流し打ちでライト前に転がし、無死1,2塁の大チャンス。Danny Espinosaが2球続けてバントをファールにして、おいおいと思わせた後、スリーバントを決行し、これが内野安打となって無死満塁。大盛り上がり。ところが、代打Stephen Drewが見逃し三振に倒れ、ガックリ。さらに、続くMichael Taylorも浅いセンターフライで2死満塁かと思わせてながら、なんと三塁ランナーのWerthがタッチアップのスタートを切る。完全に本塁アウトのタイミング。これで試合終了かと覚悟しましたが、バウンドが悪く捕手A.J. Pierzynskiが確保しきれずセーフ。三度同点。上がったり下がったり、なんとも奇妙な気分のイニングでした。
ともかくも、こうなると流れはナショナルズ。9回裏をBlake Treinenが無失点で終えると、10回表1死からRyan Zimmermanがショートの送球エラーで出塁し、続くMurphyが流し打ちでレフト線に落とす決勝二塁打。その裏をPapelbonがあっさりと三者凡退で抑えて試合終了。
まあ、微妙な試合でしたが、ともかく勝ちは勝ち。勢いに乗っていってください。
ただし、1つ心配なのは4回の守備から退いたBen Revere。第1打席でスイングした時に肋骨あたりの筋を痛めたためとのことです。スプリングトレーニングでは奇跡的に健康に恵まれていたナショナルズですが、いきなり初戦からこれです。Taylorに出番が回ってきたとの見方もありますが、戦力ダウンには変わりありません。気をつけましょう。
MVP: Daniel Murphy
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