2016/04/07

4/6 den Dekker昇格即代打で決勝打

W3-1@ATL (Season 2-0)
Strasburg(W1-0) 6.0IP 1ER 6H 3BB 4K
Rivero(H1) 1.2IP 0ER 2K
Papelbon(SV1) 1.0IP 0ER 2H 2K
den Dekker 1/1 double 2RBI
Espinosa 2/3 BB R

先発のStephen Strasburgは制球が荒れ気味で決して良い調子とは言えませんでした。4回には1死から連続四球でランナーをためたところでA.J. Pierzynskiに左中間へヒットを打たれ、1失点。幸い、Michael Taylorの好守でPierzynskiが二塁タッチアウトとなって傷口はそれ以上広がりませんでしたが、かなり不安定な内容。それでも6回を88球で投げ切ったのは実力のなせる業でしょう。立派です。

一方、打線はブレーブス先発のBud Norrisをなかなか攻略できず。序盤、中盤で唯一のチャンスだった3回表無死2塁(Danny Espinosaの二塁打)でも、Strasburgが送りバントを決められず、後続もフライをポンポンと打ち上げて無得点。こういう嫌な雰囲気が流れていました。

ようやくナショナルズが反撃したのは7回表。先頭のRyan Zimmermanがシングルヒット。その後2死2塁となったところで、Wilson Ramosの打球は三遊間の深いところへの内野安打で、一塁への送球が乱れたと見るやZimmermanが一気に本塁に突入。ファーストFreddie Freemanからの送球を捕手が取れず、同点。

さらに、Espinosaが敬遠され2死1,2塁となって打席にはStrasburgへの代打Matt den Dekker。この日の朝、Ben RevereのDL入りにともなってSyracuseから呼ばれましたが、Atlantaの空港に着いたのは既に試合開始後。ベンチまでたどり着いたのは直前の6回裏のことだったそうです。そのden Dekkerが大仕事をしてくれました。カウント2-1からの4球目を振り抜くと、快音を残した打球はライトフェンス直撃の2点タイムリーとなりました。これで3-1とリード。

こうなると後はブルペンの仕事。前の試合で押出し四球を与えてしまったShawn Kelleyが2番手で登板して打者1人を抑えると、続いて、やはりピリッとしなかったFelipe Riveroがイニングをまたいで1回2/3を無失点。そして9回はJohnathan Papelbon。きっちり0に抑えて見事な逆転勝利となりました。

MVP: Matt den Dekker

0 件のコメント: