2016/07/29

7/28 クローザーPapelbon時代の終わり

W4-2@SFG (Season 60-42)
Roark(W10-6) 7.0IP 1ER 4H 3BB 4K
Kelley(SV5) 0.1IP 0ER 1K
Turner 2/4 BB R RBI SB(6)
Rendon 2/4 double BB SB(11)
Zimmerman 2/5 double R

2回表に2死1、2塁から、Danny Espinosa、Tanner Roark、Trea Turnerに3連続タイムリーが出て3点を先制。先発のRoarkは、直後の2回裏に二塁打と連続四球で無死満塁のピンチを招いたものの、内野ゴロの間の1点だけに抑えると後は危なげなく7回まで投げきる好投。6回表には、4試合ヒットが出ていなかったBryce Harperがレフトへ流し打ちでタイムリー二塁打を打って1点を追加。8回裏はSammy Solisが無難に抑え、4-1、3点のリードで9回裏を迎えました。

普通のチームならクローザーに任せておしまいと思うところですが、そうは行かないのが今のナショナルズ。それでもマウンドに送られたJonathan Papelbon、先頭打者はセンターフライに打ちとりましたが、球速は88マイルが最速。次打者にレフト前にはじき返されると、続く打者には四球。1死1,2塁としたところで、たまらずBaker監督が交代を告げました。それでも勢いはジャイアンツ。代わったOliver Perezも最初の打者を歩かせて満塁とすると、続く打者のサードゴロを処理しきれず、1点を失い、なお1死満塁。もう負けを覚悟しました。結果的には、ここからPerezがDenard Spanを空振り三振、そして2死満塁で呼ばれたShawn KelleyもAngel Paganを空振り三振に仕留め、何とか勝利をものにしましたが、まったく生きた心地がしなかったでしょう。

Papelbonは無理。無理、無理、もう無理です。試合後Baker監督は「何か打たなければならないのは間違いない」とコメントを残しています。降板するときのPapelbonの様子も何かをあきらめたような感じでしたし、これでさすがにクローザーPapelbon時代は終わったはずです。

9回のドタバタですっかり霞んでしまいましたが、今日もTurnerは活躍。タイムリーも打ったし、6つめの盗塁も成功(失敗は未だなし)。センター守備でもいいプレーが出ていたようです。なんと言っても、今日は右投手が先発なのに、Ben Revere(代打出場)を差し置いてセンターで先発し、結果を残したということの意味は大きいと思います。

ですが、今日のMVPは自らタイムリーも打ち、二桁10勝に到達したRoarkでしょう。相変わらず目立ちませんが、シーズンの2/3を終えようとしているところでの10勝目。2014年に記録した15勝も十分狙えるペースです。

MVP: Tanner Roark 

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