いよいよ、ドラフトが明日に迫りました。シリーズ最終回は、全体17位でナショナルズが指名するかもと取りざたされている選手を何人か紹介してみようと思います。
● Shea Langeliers, C, Baylor
全体1位でオリオールズが指名することが確実と言われているAdley Rutschmanに次ぐ捕手プロスペクト。強肩による盗塁阻止率が高く、守備力だけならRutschmanより上との声もある。今シーズンは左手の有鈎骨の骨折でやや調子を落としたとされる打撃も、パワー、コンタクトともにプロでやっていける力はあるとされる。MLB.comでは10位。
● Matthew Allen, RHP, Seminole HS(FL)
昨年後半から今年にかけて評価を上げた高校生投手。97マイルをしっかりコースに投げ分けて高校生の打者をねじ伏せてきた。カーブで空振りを取ることもできる。チェンジアップを身に着けることができれば、ローテーション投手どころかエースともなれる素材。フロリダ大へのコミットはあるが、契約に難はない見込み。MLB.comでは13位。
● Quinn Preister, RHP, Cary Grove HS(IL)
昨夏の時点では高校生投手1,2を争う評価を受けていた。その後、上腕の故障でやや評価を下げたが、最速97マイルのフォーシームと90マイル台前半で変化に富むツーシームは極めて高い評価を受けている。80マイル台のカーブも武器。フットボールでもWR、DBを務める運動能力の持ち主。MLB.comでは19位。
● Josh Jung, 3B, Texas Tech
右打ちの三塁手。バットコントロールに定評があり、三振は少なく、右にも左にも強い打球を打てる。パワーヒッターというタイプではないが、スイングスピードが速く、将来的にはメジャーで25本塁打程度は記録できると見込まれる。足は速くない。サードとしてやっていけるだけの肩があるが、守備はあまり評価されていない。MLB.comでは16位。
● Kameron Misner, OF, Missouri
左打ちのパワーヒッター。全体的な運動能力が高く、肩も走力もあることからセンターを含む外野の3ポジションに加え、ファーストも平均以上の能力で守ってきた。昨年春に自打球で骨折してから成績を落としたが、ポテンシャルは高く評価されている。MLB.comでは30位。
以上、見てのとおりですが大学生の投手がいません。ナショナルズの現状からするとマイナー上位の投手プロスペクトが手薄なので大学生の先発投手を指名してもらいたいところですが、いかんせん今年の大学生投手は不作と言われており、17位くらいだと適当な候補がいないようです。Nick LodoloやAlek Monoahは無理でしょうが、George KirbyかZach Thompsonが残っていたら迷わず行ってほしいですね。
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試合結果です。
6/2 W4-1@CIN Scherzer 15奪三振の快投
Season 26-33 (4th in Div. 7.0GB PHI)
8回裏のMax ScherzerとDave Martinezのやりとりと直後のScherzerのパフォーマンスはテレビ越しでもなかなかの見物でした。
2 件のコメント:
お久しぶりですm(_ _)m
ドラ1はJackson Rutledgeでしたね!トップクラスの速球派で羨ましい。Quinn Priesterも良いと思いますが、ひとまずベストアベイラブルに行った感じですね。
ララさん コメントありがとうございます
ドラフトのライブ中継が見られる環境にはなかったのでララさんの一言コメント入りのページをリロードしながらフォローしていました。
Rutledgeの指名には興奮させてもらいました。まさか残っているとは思っていなかったので喜びもひとしおです。
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