マーリンズをスウィープして、勝率5割に復帰しました(40勝40敗)。4月23日(11勝11敗)以来、2か月にわたる借金生活が終わりました。どん底だったのはメッツにスウィープを喫して借金12となった5月23日(19勝31敗)。そこからの30試合を21勝9敗、勝率に直せば(まあ3で割るだけの簡単な計算ですが).700という驚異的なペースで白星を重ね、ここまで戻しました。
これだけ勝っても首位ブレーブスとはまだ7ゲーム差もあり、地区優勝はかなり遠いと言わざるを得ません。しかし、ワイルドカード争いについて言えば、同率で並んでいるブリューワーズとフィリーズからわずか2.5ゲーム差。十分ポストシーズン争いを応援できるところまできました。当面の目標は地区2位でもあるフィリーズをとらえることでしょう。
今もDave Martinez監督のことは全く信用していません。こんな起用法でSean DoolittleとWander Sueroが最後まで持ったら奇跡ですし、Michael Taylorが全く機能していないし、とかいろいろ言いたいことはあります。が、勝率5割に戻したらブログを再開すると書いてしまったので、約束通り復帰します。というか、奇跡の逆転劇を期待したくなっています。
ということで、皆さん、これからもよろしくお願いします!
さて、今日の試合。
W8-5@MIA (Season 40-40)
Strasburg(W9-4) 7.0IP 4ER 7H 0BB 4K
Soto 1/4 HR(13) R RBI
Adams 1/4 HR(12) R 3RBI
Robles 1/4 HR(12) R 2RBI
Suzuki 2/4 double HR(9) 2R RBI
スウィープとともに5割復帰をかけた一戦の先発は、Stephen Strasburg。2回まではあっさり0点に抑えましたが、3回裏、強い打球は一つもなかったのに、ライトのAdam Eatonの前で打球が変な方向にバウンドするといった不運もあって3失点。5回裏にも2死からの3連打でもう1点取られ、計4失点。打線はマーリンズ先発のSandy Alcantaraの前にJuan Sotoのソロによる1点だけに抑え込まれ、この時点で1-4とリードを許していました。
しかし、今のナショナルズ打線は頼りになります。6回表、1点ビハインドから4点を奪って逆転した前日の見事な再現を演じました。打順が3周目に入ったこの回、先頭のTrea Turnerのシングルを足がかりに1死1,3塁のチャンスを作り、Juan Sotoは内野フライに倒れたものの、Matt Adamsがライトポール際への特大の3ランホームラン。まったくの前日の再現です。違ったのはまだ同点だったことですが、さらにKurt Suzukiの二塁打の後、Victor Roblesが低めの変化球をすくい上げてレフトスタンドへの2ランを放って、これで試合をひっくり返しました。ベンチの盛り上がりも含め、チームの勢いの違いを感じさせるイニングとなりました。
あとはクルーズモードのStrasburgが6、7回を難なく抑え、8回はWander Sueroが三者三振斬り。4点差となっても9回のマウンドに上げられたSean Doolittleが前日に続いて打たれたことが気にはなりますが、最後は締めてゲームセット。
MVP: Matt Adams
2 件のコメント:
再開おめでとう(?)ございます!
あの酷い状態からまさか5割まで戻せるとは…しかも1ヶ月くらいで。正直、夢でも見てるようです。
そもそも5割を目指すチームでもありませんが、ここまで来たら突っ走ってもらいたいですね。
監督の采配は未だ怪しさ満点ですが、どん底になってもチームの雰囲気をポジティブに保ったところは評価してあげても良いのではないでしょうか(少なくとも、14-15年の監督には出来なかったことです)。
コメントありがとうございます
2015年は酷かったですからね ただあの年はMatt Williams監督以上に 夏に加わったクローザーの問題の方が大きかったように思います
Martinez監督は、精神的にブレずに一貫していることは確かですね 采配の技量が伴ってないところも一貫していますが それでも少なくとも野手陣からの支持は得続けてますから大したものです (ブルペン陣には絶対不満があると思いますが)
今後もぼちぼちやっていくのでよろしくお願いします
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