2019/06/14

Prospect Profile #36: Yasel Antuna

2019年のMy Top 10 Prospectsの野手の最後は、Yasel Antuna内野手です。(4月に作成したのですが、ILスタートだったこともあり、ドラフトのままで放置していました)

[Player Data]
Name: Yasel Antuna
Position: SS/3B
Born: October 26, 1999
Birthplace: Peravia, Dominican Republic
School: NA
Height: 6-0
Weight: 170
Bats: B
Throws: R
Draft: na
Acquired: International FA (2016)
BA organization Rank: 9(2019)10(2018) ← 25(2017)
BA Overall Rank: NA

[Scouting Report]
右投げ両打ちのショートストップ。ナショナルズと契約した16歳の当時はファイブツール全てで高く評価されていた。どちらかというと右打席のほうが評価が高いが、どちらでも打てる。課題は選球眼だが、こちらは間違いないと言われているパワーとともに成熟が期待される。走力も平均以上。守備では、ショートを務めるだけの肩もレンジもあるが、送球の正確さという点では問題があり、将来的にはサードと言う声もある。

[Background]
Luis Garciaなどとともに2016年7月に契約した1人。当時は同じドミニカ出身で7か月若いGarciaよりも高い評価を受けており、ナショナルズが契約するには球団史上歴代最高額となる385万ドルの契約金を要した。当時16歳。

プロデビューは2017年。GCLで48試合に出場し、.301/.382/.399、1本塁打、5盗塁。23四球に対して29三振という期待通りの結果を残した。ただし、守備ではショートのレギュラーとして起用されながら(Garciaはセカンドを守っていた)、21試合で20エラーと黄信号の灯るものだった。

2018年はSSを飛ばしてHagerstown(A)で開幕を迎え、期待の高さをうかがわせたが、開幕から打率2割前後をさまよう低迷(6月末時点で.204/.282/.288)。7月に入っての16試合で.286/.338/.508と調子を上げてきた矢先、まさかのTJ手術を要するヒジの故障を発症してシーズン終了。

[Comment]
どうしても比較されるLuis Garciaには、現状、かなり差を付けられています。2019年シーズン途中には復帰してくるはず。まずは健康にプレーすることが第一。まだ若い。ハングリー精神を忘れず、這い上がってきてもらいたいです。

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