さて、前回に続きドラフト準備記事です。
今回は今年の指名順についてまとめておきます。まず、トップ10指名権は次の通りです。
1. オリオールズ
2. ロイヤルズ
3. ホワイトソックス
4. マーリンズ
5. タイガース
6. パドレス
7. レッズ
8. レンジャーズ
9. ブレーブス
10. ジャイアンツ
全体1位は、昨シーズン115敗という記録的な黒星を記録したオリオールズ。これだけ負けるのはなかなか大変だったはずです。以下8位までは昨年の勝率順です。全体9位のブレーブスは、昨年の全体8位で指名したCarter Stewartと契約できなかったことに伴う追加指名権です。Stewartは先日NPBのソフトバンクと契約したことで日本でも有名になりましたね(このStewartの動きが単発的な事件に終わるのか、何かの契機になるのか、はまた別の話)。10位以下は再び勝率順に戻り、ナショナルズは全体17位での指名となります。
次に、全体17位以下のナショナルズの指名順をまとめておくと次の通りとなります。
1順目 全体17位
2順目 なし
3順目 全体94位
4順目 全体123位
5順目 全体152位
以下、全体182位、212位、と30位ごとに指名
2順目の指名権がないのは、DバックスからのQOを拒否してFAとなったPatrick Corbinと契約を結んだことにより、全体57位となるはずだった指名権を喪失したため。
3順目、4順目はFA契約の影響を受けず、順当に指名権を持っています。4順目が終わった後の全体138位がBryce HarperをFAで失った補償指名権として得られたはずだったのですが、この指名権もCorbinとのFA契約を理由に失っています。
同じようにQOを拒否したFA選手なのに、Patrick Corbinと契約した代償として2番目と5番目に当たる指名権を失ってしまうのに対し、Bryce Harperを失った代わりに得た指名権が4順目の後の1つだけというのはひどい話だと思いましたが、この差はナショナルズが贅沢税の対象となる年俸総額の水準を超えてしまっていたためです。(そんなに高い年俸総額であるにもかかわらず、今シーズンのこの成績で許されると思っているのでしょうか。まったく)
全体5順目以降は単純なウェーバー制となり、ナショナルズの指名権は、152位、182位、212位と40順目まで続いていきます。
とまあ、そういうことです。だいたいお分かり頂けたでしょうか。
次回は、ナショナルズが1順目で指名するかもしれない選手を紹介してみます。まあ、当たらないと思いますが。
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5/31 WL3-9@CIN Corbin 3回途中ノックアウト
6/1 W5-2@CIN Parra, Adams, Dozierの3発で快勝
Season 25-33; 4th in Division (8.0GB PHI)
レッズを相手に勝ったり負けたり、まあその程度のチームです。
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