2014/06/06

2014 ドラフト1日目(全体18位でErick Fedde)

ドラフト1日目が終わりました。初日2順目までを見ての全体的な印象はかなり順当という感じ。ナショナルズの指名も事前の下馬評通りという感じで、悪くはないけど、あまり興奮させられるものでもありませんでした。

1(18). Erick Fedde, RHP, UNLV

ネバダ大学ラスベガス校の先発右腕。いろんな意味でナショナルズに指名されるための条件を満たしていたため、多くの識者が予想していました。

①故障のためスリップした選手であること。5月9日のBAの最初のモック・ドラフトでは全体8位で指名されると予想されるほど高く評価されながら、シーズン終盤にヒジを痛め、このドラフトの2日前にTJ手術。直前ランキングでは24位まで落ちていました。

②Scott Borasのクライアントであること。ドラフト直後に本人はかなり嬉しそうなツィートをしていましたが、どうせ今季中の実戦登板はない上に、Borasクライアントでもあり、かなりギリギリまで契約はできないでしょう。

③ネバダ州出身で、高校時代はなんとBryce Harperのチームメイトでした。ただし、当時はむしろサッカー選手として名を馳せており(ネバダ州選抜チーム)、2011年ドラフトでパドレスに24順目で指名されたが入団せず。

④今季はヒジの痛みで離脱するまで11試合に先発して76.2回を投げて、防御率1.72、82奪三振と好投し、Mountain West カンファレンスの最優秀投手賞を受賞。 この賞、2009年にStephen Strasburgが受賞したものでした。

とまあ、ここまで揃えば、指名して当然のような気さえしてきます(笑)。

さて、TJを受けているので、まずはしっかり回復してくれることを願わなければなりませんが、故障前にはエース級になれる投手と評価されていました。速球は90マイル台前半でしたが、これから速くなる可能性も十分と言われていました。カーブ、スライダーは既に有効な武器となっていた一方、チェンジアップの習得には時間がかかっていたと言われています。制球力も悪くありません。ということで一見、かなり完成された投手のようみ聞こえますが、体格・体力の向上という大きな課題を持っていました。上の写真を見ても分かる通り、とにかく細い。このままではメジャーリーグのシーズンを通じて戦うことは到底できません。TJからのリハビリとともに、しっかり体を作ってくれることを期待します。

初登板は早くても来季(2015年)の夏となります。ゆっくり待ちたいと思います。あ、それまでにもう1回ドラフトがありますね(笑)。

2(57). Andrew Suarez, LHP, Miami 

これに対して、2順目で指名したAndrew Suarezは即戦力と言っても差し支えないほど完成度の高い先発左腕。

今季はマイアミ大のエースとして16試合に先発し、109.2イニングを防御率2.95、87奪三振に対して15四球と安定した内容。球速は90マイル台前半ですが、チェンジアップ、スライダー、カーブのコントロールも良い。BAの直前ランキングでは75位でした。

高卒時の11年ドラフトでもブルージェイズから9順目で指名されたが入団せず。大学1年時に肩を痛めて手術を受けましたが、その後、しっかり回復しています。さっさとマイナーを駆け上がって行ってください。

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