前日の16イニングに及ぶ試合で総動員したため駒が足りなくなったブルペン。1人加えると言っても、最近よく呼ばれていたXavier Cedenoは前回の降格から10日経っていないため認められず。候補となるべき40人ロースターの投手のうち、Taylor Jordan、Ryan Mattheus、Christian Garciaが3人はDL、Blake Treinenは前回先発登板からの日が経っておらず(さらに土曜日に予定されているカブスとのダブルヘッダーに先発予定とあって)25日には登板不可。ということで、候補がいませんでした。
ここで球団が選んだのは、今季ここまでAAAでローテーション投手として好投を続け、登板間隔から言ってもちょうどよいTaylor Hillでした。
2011年ドラフト6順目でヴァンダービルド大から入団の右腕。主にHagerstown(A)で投げた2012年はぱっとしませんでしたが、昨年2013年は、開幕を迎えたPotomac(A+)で15試合に登板して2.99/1.00と好投し、シーズン途中にHarrisburg(AA)へ、そして終盤にはSyracuse(AAA)へとトントン拍子で出世していきました。コントロール重視のシンカーボーラーで特筆すべき持ち球があるわけでなく、三振を多く取るわけでもないため、プロスペクトとしての評価は上がったことがなく、今季開幕前でもBAの組織内プロスペクトランキング30位に入ってさえいませんでした。ところが、AAAのローテーション投手として開幕すると、15試合に登板して1.92/0.99と好投を続け(リーグ週間MVPも獲得)、今回のチャンスをつかみました。ちなみに、ドラフト同期ではAnthony Rendonに続く2番目のメジャーデビュー。プロスペクトランキングで前にいたはずのAlex Meyer(ツインズAAA)、Brian Goodwin(AAA)、Matt Skole(AA)、Matt Purke(AA-DL)を飛び越えました。
早速6月25日のブリューワーズ戦でメジャーデビューを果たしました。おめでとう。
[6/25 Gregg Dobbs →DFA]
そのHillをロースターに入れるために、Gregg Dobbs内野手をDFA。Adam LaRocheのDL入りなどで手薄になった左のベンチバットを補強するために、マイナー契約即メジャー合流という感じで5月に加わりましたが、その後、Adam LaRocheに続いてRyan Zimmermanも復帰してきたことでやや戦力的にダブついていました。数字も、主に代打として起用され、30打席で.214/.233/.250、0本塁打2打点という物足りないでした。
さようなら。
[6/25 Christian Garcia→解雇]
個人的にこの日一番ショックを受けたニュースがこれ。Syracuse(AAA)のDLに入っていたChristian Garcia投手を解雇しました。
球団初のポストシーズン進出となった2012年シーズンの終盤にブルペン投手としてメジャーデビュー。95マイルの速球と素晴らしいキレのチェンジアップを武器に快投で評価を高めると、ポストシーズンのロースターにも入り、NLDSで2試合に登板しました。あまりの素晴らしい投球内容に、当時のJohnson監督にブルペン投手にしておくのはもったいないとさえ言わしめ、実際2013年のスプリングトレーニングでは先発投手として調整することになっていました。
が、その2013年のスプリングトレーニング、最初のブルペンセッションで肩の痛みを訴えて離脱すると、その後は故障続き。断続的にマイナーで登板はしていましたが、DL入りを繰り返し、2012年輝きを取り戻すことはできないまま解雇に至りました。
元々メジャーデビュー前に2度のTJ手術を乗り越えてきたという苦労人でもあり、あの2012年の地区優勝メンバーということもあって、ファンは復活を期待していましたが実りませんでした。ナショナルズでなくてもいいので、もう一度マウンドに戻って来ることを心から願う選手です。
[6月26日 Wilson Ramos→DL復帰,Sandy Leon→AAA]
10日の試合でハムストリングを痛めてDL入りしていたWilson Ramosが予定通り最短で復帰。元々軽傷でマイナーでのリハビリ登板でも打ちまくっていたので、すんなりとレギュラー捕手に復帰です。もう離脱しないようにお願いします。
代わってSandy LeonがAAAに降格。28日にダブルヘッダーが予定されていることも念頭に、ブルペン投手が通常より1人多い状態が続いています。
球団初のポストシーズン進出となった2012年シーズンの終盤にブルペン投手としてメジャーデビュー。95マイルの速球と素晴らしいキレのチェンジアップを武器に快投で評価を高めると、ポストシーズンのロースターにも入り、NLDSで2試合に登板しました。あまりの素晴らしい投球内容に、当時のJohnson監督にブルペン投手にしておくのはもったいないとさえ言わしめ、実際2013年のスプリングトレーニングでは先発投手として調整することになっていました。
が、その2013年のスプリングトレーニング、最初のブルペンセッションで肩の痛みを訴えて離脱すると、その後は故障続き。断続的にマイナーで登板はしていましたが、DL入りを繰り返し、2012年輝きを取り戻すことはできないまま解雇に至りました。
元々メジャーデビュー前に2度のTJ手術を乗り越えてきたという苦労人でもあり、あの2012年の地区優勝メンバーということもあって、ファンは復活を期待していましたが実りませんでした。ナショナルズでなくてもいいので、もう一度マウンドに戻って来ることを心から願う選手です。
[6月26日 Wilson Ramos→DL復帰,Sandy Leon→AAA]
10日の試合でハムストリングを痛めてDL入りしていたWilson Ramosが予定通り最短で復帰。元々軽傷でマイナーでのリハビリ登板でも打ちまくっていたので、すんなりとレギュラー捕手に復帰です。もう離脱しないようにお願いします。
代わってSandy LeonがAAAに降格。28日にダブルヘッダーが予定されていることも念頭に、ブルペン投手が通常より1人多い状態が続いています。
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