右手親指を痛めてDL入りしていたRyan Zimmermannが復帰。マイナーでのリハビリ出場で練習し、なんとレフトとして復帰してきました。古傷を抱える右肩の状態を含めサードとしての守備に不安があり、またZimmermanがいない間にAnthony Rendonがサードの守備で高い評価を得たこともあってのコンバートとなりました。
ただし、Williams監督は今回のZimmermanのレフトでの起用を一時的なもの発言しています。当面はレフトでの起用が続きそうですが、7月にはBryce Harperが復帰してくる予定。その時には(他に故障が発生していなければ)、再検討する必要があるということのようです。
2005年のデビュー以来、1試合だけ(2005年に)ショートを守った以外は、通算1119試合(うち1114試合に先発)にわたりサードを守ってきたZimmerman。守備力は常に高く評価され、2009年にはゴールドグラブ賞も受賞(その記事でも引用していたhausさんの記事へのリンクを改めて張っておきます)。しかし、2011年の脇腹痛(手術)、2012年に右肩痛(シーズン後に手術)と故障に見舞われた辺りから送球を乱すようになり、昨季、そして今季は、精神的にも追い込まれる状況となってました。引退までずっとサードを守る姿を見たかったというのが、古くからのファン心理ですが、チームの戦力という観点から見れば、やむを得ない判断かと思います。「簡単なことではない」と言いながらも、「これも野球。チームが優勝するためならなんでもする」と、すんなりとコンバートを受け入れたZimmerman。それだけでも立派だと感じます。これからどういうキャリアを歩むことになるかは分かりませんが、あと7年、ナショナルズとの契約が残っています。どのポジションであれ、元気にプレーしてくれることを願うばかりです。
我らがFace of Franchiseに栄光あれ!
我らがFace of Franchiseに栄光あれ!
代わってTyler Moore がAAAにオプションされました。パートタイムではなかなか結果を残せず、オプションすることができないベテランを優先されてしまいました。
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