2014/09/08

9/7 新クローザーはStoren! 【M14】

W3-2 Phillies (Season 80-61)
Gio(W8-9) 6.0+IP 1ER(2R) 5H 0BB 3K
Barrett(H6) 1.0IP 0ER 1K
Clippard(H32) 1.0IP 0ER 1H 1BB
Storen(SV2) 1.0IP 0ER 2K
LaRoche 2/4 2HR(22,23) 2R 2RBI
Desmond 2/4 2double R

(日本時間未明の試合でしたが、かなり体力を使う週末を過ごしたためにぐっすり寝てしまい、観戦できませんでした。)

2連敗(前のシリーズから数えると対フィリーズ5連敗)で迎えたフィリーズとの一戦。相手はエースCole Hamelsが先発とあって苦戦が予想されましたが、分からないものですね。今後につながりそうな素晴らしい勝利となりました。

ナショナルズ先発のGio Gonzalezは6回で2点を失いましたが、初回はDenard Spanの送球エラーによるもの、4回もSpanがフライを太陽に入れて見失ってしまった(記録は二塁打)ランナーであり、2点とも実質的にはGioの責任ではありませんでした。きっちりと勝ち星が付き、シーズン10勝も射程圏に入ってきました。今シーズン初めて無四球だったことも含め、調子が上がってきている様子。ポストシーズンに向けて明るいニュースです。

Hamelsを相手にそう簡単に打てるわけがないわけですが、好調のAdam LaRocheは違いました。2回にはライトのブルペンヘ、4回にはセンター右へ。左対左をものともせず、いずれも同点となるソロ本塁打。腰やら膝やらあちこち痛いと訴えて数日前にはスタメンを外れざるをえない状態でしたが、あのドジャーズとの試合で9回に代打登場してから神懸かったように打ちまくっています。

そして6回裏、Hamelsにめっぽう強いということで先発起用されていたScott Hairstonが1死3塁の場面できっちりと犠飛を打って勝ち越しに成功し、Rafael Sorianoを更迭してから初めて僅差のリードで終盤を迎えることになりました。

7回表無死1塁の場面でGioの後を受けて2番手として起用されたのはAaron Barrettでした。最初の打者Maikel Franceをスライダーで5-4-3の併殺に打ち取ると、続くFreddy Galvisは空振り三振。わずか7球であっという間に片づけました。注目された8回表にはTyler Clippardが登板。先頭打者のBen Revereにシングルを許しましたが、Jose Lobatonが盗塁を刺してくれたこともあって無失点。そして1点リードのままで迎えた9回表、ファンの大歓声に迎えられてマウンドに立ったのはDrew Storenでした。レフトフライと空振り三振で簡単にツーアウトとし、最後も代打Ryan Howardを空振り三振。全く危なげなく、見事なクローザーぶりを見せてくれました。Williams監督はStorenをクローザーとして使っていくとは明言していませんが、7、8回の2人を含め、今日のような素晴らしいリレーを前にすれば、この陣容が理想的と皆が思ったことでしょう。

ブレーブスがマーリンズに敗れたことで、マジックは一気に2つ減って14。明日からそのブレーブスを迎えての3連戦となります。3連敗しても4ゲームリードと思えば気が楽ですね。

MVP: Adam LaRoche

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