2016/05/05

5/4 初回6得点で圧勝し、ロイヤルズに勝ち越し

W13-2@KCR (Season )
Strasburg 6.0IP 2ER 6H 1BB 7K
Murphy 4/5 double HR(4) 4R 3RBI
Harper 2/4 HR(10) 2R 2RBI
Zimmerman 3/5 double 2R RBI
Ramos 3/5 R RBI
Robinson 2/3 BB SF 3RBI

前夜のPapelbonの悪夢を早く払拭したいナショナルズ。またも1回の表に得点しましたが、(今季こここまでナショナルズと並び30球団最少エラー数、8個だった)ロイヤルズに3つのエラーが出るという意外な展開によるものでした。まず先頭のMichael Taylorの打球をサードが弾き、ボールが転がる間にTaylorは二塁へ。続くAnthony Rendonの二遊間への打球も、セカンドが追いつきながら処理しきれず、無死1,3塁。こうなると押せ押せの打線。不調のBryce Harperの打球は幸運にもセンター前にポトリと落ちる先制タイムリー。Ryan Zimmermanが三塁線に二塁打を打つと、Daniel Murphyもライト戦への強烈な二塁打(ライトがもたつく間に三塁へ)。まだまだ続き、Jayson Werthがセンター右へ三者連続となる二塁打。ワイルドピッチでWerthが三塁へ進み、Clint Robinsonがセンターへきっちり犠飛。打者一巡、残塁なしの効率的な攻撃で、6点を奪い、早々に試合の主導権を握りました。

この大量援護をもらったStephen Strasburg。2回裏に2死から連続タイムリーで2点を失いましたが、3回表にさらに4点の援護をもらって10-2となってからは余裕のクルーズモード。13-2という大量リードもあり、6回を終えたところで余力を持っての降板となりました。自身、開幕から負けなしの5連勝。チームは登板した6試合に全て勝利するという、エースの役割を果たしています。

打線では、Harperに久しぶりの10号ソロが出て、Zimmermanも3安打といい感じになってきましたが、なんといってもDaniel Murphy。4回表の4号ソロを含め4安打。最終打席で凡退しためわずかに打率4割を切りましたが、.398は堂々のナ・リーグトップ。安打数39も同じくリーグトップです。

昨年のワールドシリーズチャンピオンを相手に2勝1敗(それも勝ってたはずの試合)で勝ち越し。いい感じで、明日からカブスとの4連戦に突入です。開幕前から下馬評の高かったカブス。期待に違わず、ここまで20勝6敗と30球団最高勝率を誇ります。ナショナルズは勝率2位。つまり、現時点で最も好成績を残している2チームの対戦となります。最終戦には昨年のサイ・ヤング投手Jake Arrietaが登板予定(こちらはTanner Roarkの予定)。楽しみ。

MVP: Daniel Murphy 

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