W5x-4(12) Cubs (Season 41-25)
Strasburg(ND) 7.0IP 1ER 6H 1BB 8K
Petit(W2-0) 2.0IP 1ER 2H 1BB 2K
Werth 2/5 BB RBI
Ramos 2/5 RBI
Drew 1/1 HR(6) R RBI
Taylor 1/1 BB R RBI
二転、三転のシーソーゲームの激闘の末の逆転サヨナラ勝ち。今シーズンのベストゲームと呼んでいいでしょう。Dusty Baker監督の67歳の誕生日に最高のプレゼントとなりました。
終盤までは投手戦。1回表Ben Zoblistが先頭打者本塁打で先制すると、その裏、ナショナルズも先頭のBen Revereがシングルで出塁し、最終的には相手のワイルドピッチで生還して同点。その後はナショナルズStephen Strasburg、カブスのJason Hammelが好投。7回まで両軍とも勝ち越すことができないまま推移しました。この日のStrasburgは特に序盤、コントロールに苦しみましたが、次第に調子を上げ、7回1失点、白星こそ付きませんでしたが黒星も付かず、勝率10割を維持しています。とはいえ、一方の打線もHammelの前に沈黙し、2回以降は3塁さえ踏ませてもらえないままでした。
しかし、両先発が降板した8回以降、一気に試合が動きました。先にリードしたのはナショナルズ。8回裏1死で代打のStephen Drewが弾丸ライナーでライトスタンドに運び、1点を勝ち越しました。満員を記録したスタンドは大盛り上がりでカーテンコールも起きました。あとは、9回を抑えるだけ。勝ちムードが漂いました。
が、さすが30球団で圧倒的勝率トップのカブス。そう簡単に勝たせてくれませんでした。Jonathan PapelbonがDL入りしている中、1点リードの9回表、クローザーとして起用されたのは、なんとDLから復帰して初登板となるMatt Belisle。なぜShawn Kelleyではないのか(Felipe Riveroは既に同点の8回表を無失点に終え、Drewを代打に送られていました)という疑問が浮かびましたが、案の定、最初の打者Kris Bryantにセンターオーバーの二塁打を打たれてあっさり交代。そして代わったOliver PerezがAnthony Rizzoに豪快にライトに運ばれ、あっという間に逆転されてしまいました。
しかし、ナショナルズも簡単には終わらない。先頭のBryce Harperが四球を選んで出塁したことから2死2塁と反撃体制を整えると、あわや最後の打者となりそうだったWilson Ramosがレフトへ起死回生のタイムリーを放って同点。
10回はともにランナーを出しながら併殺で無得点。11回もともに四球のランナーを出しながら無得点。迎えた12回表1死2塁からAddison Russellにセンター前にタイムリーを打たれ、12回裏へ。
さすがにもう力尽きたかなと思いましたが、まだまだ。先頭のAnthony Rendonがフルカウントから見逃し三振をコールされ、退場(主審は、あのBob Davidson!)。妙な盛り上がったおかしな雰囲気の中、名手Danny Espinosaが死球をもらって出塁し、すかさず二盗を決めると、Michael Taylorがカウント3-1からのカーブを狙い澄ましたようにセンター右へ運ぶ同点タイムリー!代打Chris Heiseyの打球は惜しくもレフトライナーで2死となりましたが、Jayson Werthが1ボールからの高めの速球を弾き返すと、センターのフェンス最上段にぶつかる打球となり、一塁からTaylorが一気にホームイン!見事な逆転サヨナラ劇を締めくくりました。
強敵カブスに2勝1敗とシリーズを勝ち越し、貯金は今季最多の16となりました。
MVP: Jayson Werth
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