2017/06/22

6/21 あわやノーヒッターからの敗戦

L1-2@MIA (Season 43-29)
Scherzer(L8-5) 8.0IP(CG)  0ER(2R) 2H 1BB 2HBP 11K 1WP
Raburn 2/3 HR(1) R RBI

得点は1-0でナショナルズがリード。8回裏のマーリンズの攻撃。1死走者なし。ここまで、Max Scherzerがノーヒッターを継続していました。ここまでに許した走者は初回の四球と2回の死球による2人だけ。11奪三振。マーリンズ打線を圧倒していました。球数もちょうど100球に到達したところで、ノーヒッター達成への期待は高まっていました。

しかし、ここから、Scherzerにとって、ナショナルズにとって、悪夢のような急展開となりました。

打席のA.J.Ellisに対してもカウント1-2と簡単に追い込み、決め球として投じたのは真ん中低めへのスライダー。完全に泳がされたEllisは何とかバットに当てましたが、高いバウンドのピッチャーゴロ。のはずが、無情にもボールはScherzerが上に伸ばしたグラブを弾きセカンドキャンバス方向へ。素手で取りに行ったショートのTrea Turnerも及ばず、結果は内野安打となりました。何とも悔しい形でのノーヒッターの終わりとなりました。

おそらくがっかりはしたと思いますが、続く打者を緩いセカンドゴロに打ち取って2死2塁。さらに続く打者も緩いショートゴロに打ち取り、1-0のリードを保って8回を終了することになったはずでした。ところが・・・・・、ショートTurnerの送球を(個人的にはこのプレーが最も罪が重かったと思いますが)、ファーストのAdam Lindがポロっとやってしまうエラー。大事に大事に捕球しに行ったのは映像からもよくわかりますが、それでもあれは許しがたいミスでしょう。ともかく、これでイニングが継続することなり、おそらくは集中力を失ったままのScherzerが崩れ、死球で2死満塁、ワイルドピッチで同点、Giancarlo Stantonにタイムリーを浴び、あっという間に逆転を許して、敗戦と衆となりました。自責点0の完投負けです。

日本時間午前2時からの試合で、いつもなら中継を見るはずだったのですが、昨日は私疲労困憊のためパスしていました。見なくて良かった、というのが正直な気持ちです。見ていたらきっと今日一日立ち直れなかったと思います。

選手たちもみんな同じ気持ちでしょう。幸か不幸か22日は移動日。リフレッシュしてくれることを願いましょう。

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