L2-3 Dodgers (Season 89-59)
Cole(L2-5) 5.0+IP 3ER
Rendon 2/3 HR(24) BB R RBI
Turner 1/4 RBI
ポストシーズンに向けての調整の一環から先発ローテーションを6人で回したことで先発機会を得たA.J. Cole。12日に中継ぎ登板で2イニング投げた後で、ちょっと調整が難しかったと思います。そこそこ打たれながらもなんとか5回を投げて3失点、試合は壊しませんでした。球数90球だったので、ここで降板しても良かったと思いますが、前日に3回途中からと酷使されたブルペンをいたわる意味もあってか6回も続投させられましたが、シングル、死球で結局降板。なんとなく嫌な感じで終わりました。
昨年もシーズン終盤にメジャーのローテーションで投げながらポストシーズンのロースターには入れず。シーズン防御率は5.17。今シーズンもここまで7試合に先発(試合に登板)し、防御率は4.43。ポストシーズンで先発することはないでしょう。投げている姿やボールを見ると、一線級という感じはなく、来シーズンも同じような立ち場となりそうな感じを受けています。
この点、2010年ドラフト(1順目1位はBryce Harper)の同期で同じく高卒入団のRobbie Rayとはずいぶんと差をつけられました。Coleはドラフト前にBAで全体16位と評価されるエリートプロスペクトで、ナショナルズが4順目で指名したときには興奮させられましたし、その後も一時的にA’sにトレードされていたことを含めて期待感をもって育成させられてきましたが、今一つ開花できずにいます。これに対し、12順目で指名されて入団したRayのほうは、着実にステップアップしていた2013年のオフにあのDoug Fisterのトレードでタイガースに移籍。その後、Dバックスにトレードされて先発ローテーションに定着し、今季はここまで14勝、200超の奪三振と大ブレーク。オールスターにも選出されています。Fisterのトレードの評価は「ナショナルズの大勝」と言われてきましたが、あれから4年が経過し、「逃がした魚は大きかった」に変わってきたかもしれません。ColeがRayのことをどれほど意識しているかはわかりませんが、是非触発されてオフに鍛えなおしてきてくれることを期待したいですね。
さて、Coleの話が長くなりましたが、ともかくColeは6回途中3失点で最低限の仕事をして降板。ブルペン陣も昨日に引き続き、追加点を許さずに踏ん張りました。が、打線が。今日はRich Hill以下の投手陣の前に2点止まり。昨日に続くチーム4安打ではどうにもなりません。Hillだってポストシーズンでは投げてくるでしょうに。
祝勝会ムードはそろそろ終わりにして、気を引き締めてまいりましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿