2017/09/24

9/24 NLDSのホーム側は確定

W3-2@NYM (Season 94-61)
Scherzer(W16-6) 6.0IP 1ER 3H 1BB 10K
Turner 1/4 HR(11) R 2RBI
Lobaton 2/3 RBI

Max Scherzerが6回1失点の好投。初回こそ、2番Jose Reyesにライトフェンスへの大飛球(Victor Roblesの好捕に救われた)、3番Brandon Nimmoにはライトスタンド2階席に届くソロ本塁打を続けて打たれるなどやや不穏でしたが、2回以降は落ち着いて無失点。毎回の10奪三振も含め、全く心配のないScherzerでした。チームトップの16勝目。ドジャーズのピッチャーも勝ったため2勝差は変わらずで、最多勝はなくなりました。防御率でも追いつくことは難しそうですが、登板試合/イニング数、奪三振数では圧倒です。果たしてサイ・ヤング賞はどうなるでしょうか。お互いあと1試合ずつの登板予定です。

早々に1点を追いかけることになった打線。3回表にTrea Turnerの2ランで逆転すると、5回にMichael Taylorのシングル・二盗(悪送球)で作った無死3塁のチャンスでJose Lobatonがレフト前にポトリと落としてもう1点。チームで5安打とやや寂しくはありましたが、援護としては十分でした。

前日はほとんど完ぺきだったブルペン陣でしたが、この日は8回裏に登板したRyan Madsonが3本のヒットを打たれて1点差に詰め寄られてSammy Solisに交代させられたり、9回裏には(Sean Doolittleではなく)Brandon Kintzlerがマウンドに上がったものの2本のシングルなどで2死2,3塁と一打逆転サヨナラ負けのピンチを作ったりと、なかなか危なっかしい内容でしたが、それでもリードを守りきりました。Kintzlerはナショナルズに来てからは初のセーブです。

残り7試合で、おそらくNLDSの相手となるであろうカブスとの差を7ゲーム以上とし、NLDSでのホーム側を確定させました。100勝やドジャーズを抜いてリーグ勝率トップというのも数字上は残っていますが、あまり現実的ではなくなっています。無理せず、しっかり調整を進めて下さい。

そういう意味で心配なのは、3連戦全て欠場したRyan Zimmermanの状態。理由は「いろいろと痛めているため」としか明らかにされていません。まあ、シーズン終盤のこの時期ですからいろいろ痛めているのは確かでしょうし、ポストシーズンに向けての調整を優先しているということであればいいのですが。

MVP: Max Scherzer

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