2015/05/28

5/27 Scherzer 13奪三振

W3-0@CHC (Season 28-19)
Scherzer(W6-3) 7.0IP 0ER 5H 1BB 13K
Storen(SV16) 1.0IP 0ER 1H 1K
Harper 1/3 HR(18) 2BB R RBI
Espinosa 1/1 HR(6) R RBI
Desmond 3/5 2double

Jon LesterとMax Scherzerという昨オフに大型FA契約を結んだ両エースの対決となった一戦。ここまでそれなりに活躍してきている両者ですが、この試合も期待を裏切らない投手戦となりました。結論から言えば、Lesterの7回自責点1(2失点)10奪三振に対して、Scherzerは7回無失点13奪三振と、Scherzerに軍配が上がりました。

とはいえ、Lesterも素晴らしいピッチング。ナショナルズの1点目は、0-0で進んだ後の4回表無死1,2塁の場面での併殺のはずのプレーをセカンドのAddison Russellが一塁に悪送球した間にYunel Escobarが生還したものでした。これを除けば、Bryce Harperのソロ本塁打のみ。6回表先頭打者として打席に入ったHarperが、カウント2-1からのLesterの高め速球を弾き返した打球は左中間スタンドに飛んでいきました。2試合連続弾。5月だけで13本目。

一方のScherzerは支配的という形容詞がぴったりのピッチング。ランナーを出さないわけではないのですが、要所ではギアを上げて97-98マイルの速球で空振り三振また三振。5回は三者連続三振。6回もシングル1本を挟んでアウトは全て三振。最後のイニングとなった7回も最初の打者こそ三ゴロでしたが、残りの2死はやはり三振(この2つはスライダーでの空振り三振)と、後半に進むにつれて支配度を増していきました。終盤のイニングを終えてマウンドを降りる姿は支配者そのもの。いやはやFA制度って、すごいですね。

2-0でリードして迎えた8回裏に登板したMatt Graceが無死1,2塁のピンチを作りましたが、後を受けたCasey Janssenが無失点で切り抜けました。Grace は昨日打たれていたので、「あえて」投げさせた采配でしょうが、2試合続けて結果がでなかったことはちょっと心配。9回はDrew Storenが例によって危なげなく締めてゲームセット。このシリーズも勝ち越しました(9シリーズ連続勝ち越し)。

MVP: Max Scherzer

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