W8x-6(10) Yankees (Season 23-17)
Gio(ND) 5.0IP 6ER 6H 2BB 1K
Grace(W2-0) 1.0IP 0ER 1BB 2K
Zimmerman 1/5 HR(5) R 2RBI
Desmond 2/5 HR(3) R 2RBI
Escobar 2/3 2BB R RBI
Harper 1/4 HR(15) BB R RBI
Ramos 1/4 HR(2) R RBI
メッツがデーゲームで敗れ、勝てば地区首位タイに並ぶことが分かっていた試合。
1回裏に2番Ian Desmondと4番Bryce Harperがそれぞれソロ本塁打を打って2点を先制。先発のGio Gonzalezが3回までの打者9人を全て内野ゴロでアウト、しかも球数わずか30球の完ぺきな内容。と、序盤はナショナルズペースで進みました。
ところが、4回表の先頭打者に四球を与えたところから打者1順の間にずるずると4点を失って逆転されると、5回表にもMark Teixeiraに2ランを浴び、この時点で2-6とリードを許してしまいました。ちょっとしたきっかけで集中力を失い突然崩れるGioの悪い病気が出てしまった形。2死から踏ん張れないのもよくあるパターン。前回登板に続く乱調でシーズン防御率は5点間近。Doug Fisterが離脱したこともあり、しっかりしてほしいのですが、とても信頼出来る投手ではないのが現状です。
5回表を終わって4点を追いかける展開となりましたが、今の打線はすぐに反撃できます。5回裏、1死1塁でGioへの代打Clint Robinsonが右中間を破る二塁打でまず1点。さらに1、2、3番の3連打で2点を加え1点差。なお1死1,2塁と続いたチャンスではHarperが4-6-3の併殺に倒れましたが(ちなみにこの打席を含め3人の異なる左投手をぶつけられたHarperはこの後の2打席をいずれも三振と苦しめられました)、6回裏にWilson Ramosが左中間へソロを打って同点としました。
この後は両軍ブルペンが頑張り、延長戦に突入。ナショナルズはBlake Treinen、Matt Thornton、Aaron Barrett、Drew Storen、Matt Graceの5人が計5イニングを2安打1四球の無失点に抑えて打線の反撃を待ちました。
迎えた10回裏、今季まだ失点していない左腕のAndrew Millerに対し、1死からYunel Escobarが四球で出塁。上述のとおりHarperは三振に倒れ、2死1塁となりましたが、ここで打席に入ったのがRyan Zimmerman。好調なナショナルズ打線にあって、今一つ乗り切れず、この日もここまで4打席ノーヒット2三振でしたが、サヨナラのチャンスには滅法強いZimmermanが本領を発揮してくれました。カウント3-1から外への96マイルの速球を弾き返した打球はライトファールポール際にギリギリで飛び込むサヨナラ2ラン。通算10本目のサヨナラ本塁打。さすがです!
今日でシーズン40試合を終了。4月27日までの20試合を終えた時点で7勝13敗、首位メッツに8ゲーム差を付けられていましたが、あの4月28日の大逆転劇から始まるその後の20試合を16勝4敗。遂にメッツをとらえました。
MVP: Ryan Zimmerman
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