2017/08/01

Brandon Kintzlerをトレード獲得(Tyler Watsonを放出)

トレード期限の7月31日の午後4時(米国東部時間)の直後に(わたくし的には)激震が走りました。

ツインズのクローザーBrandon Kintzlerをトレードで獲得。

Brandon Kintzler (2017 Season for MIN)
45G 28SV 45.1IP 11BB 27K 2.78/1.15

それは、まあいいです。問題は対価。Tyler Watsonを放出することになりました。

Sean DoolittleとRyan Madsonの対価としてのJesus LuzardoHowie Kendrickの対価としてのMcKenzie Millsに続き、Watsonまで。わずか1か月の間にMy Top 10 Prospectsの5人(5人目は今年のドラフト後の追加なので、開幕時で言えば4人)のうちの3人までをも失うことになるとは思いませんでした。大ショックです。3人ともBAなどのランキングでは必ずしも高く評価されておらず、Victor Roblesなどの組織内トッププロスペクトは守り切ったという評も聞こえますが、守り切ったのはいずれも野手。今現時点で、My Top 10 Prospectsの基準で5人の投手を選ぶとしたら、相当苦労しそうです(ちょっと考えてみてもいいですが、あまり魅力的なリストになる気はしません。)。

ともかくもWatsonの今後の活躍を祈りつつ、一方でこれだけの対価を支払って補強を進めたのですから、なんとしても今年は(最低限)NLDSを突破して頂かなければなりません。

さて、Kintzlerですが、今日8月1日が33歳の誕生日となるベテランのブルペン右腕。マイナー時代も2010年にブリューワーズでメジャーデビューしてからもほぼずっとブルペン投手として投げ、ツインズに加入した昨年の6月以降はチーム事情によりクローザーとして働いてきました。今シーズンはア・リーグ2位の28セーブを記録し、チームを代表してオールスターにも参加しました。特徴は、持ち球は大したことないように見られながら、なんだかんだで抑えきるピッチングができることです。球威は95マイルに達することはなく、奪三振率は極めて低く、四球もそこそこ出してしまう。それでも、セーブは記録している。ある種謎のピッチングです。

そういう要因もあるかと思いまうが、ナショナルズでは、クローザーの地位が約束されているわけではないようです。加入後4試合続けてセーブを成功させているSean Doolittleを代える理由はありませんし、正直なところ、映像を見る限りは安心して任せられる感じを受けませんでしたから。Ryan MadsonからSean Doolittleへのリレーを代えることはしてほしくないですね。

なお、今シーズン終了後にFA予定です。

0 件のコメント: