さて、全体32回はJesus Luzardo。まだプロでは1試合も投げていないので今の時点で記事にするかどうか迷いましたが、ひとまず。
Name: Jesus Luzardo
Position: LHP
Born: September 30, 1997
Birthplace: Parkland, FA
School: Douglas HS (FL)
Height: 6-1
Weight: 205
Bats: Left
Throws: Left
Draft: 2016-3
Acquired: Draft
BA organization Rank: 15(2017)
BA Overall Rank: NA
[Scouting Report]
TJ手術前には、90マイル前後の速球を主体に球速の異なる2種類のカーブのオーソドックスな持ち球ながら、速球の動きと制球力で結果を残し、高校生左腕としてはかなり完成度が高いと評価されていた。チェンジアップを習得中だったとの情報も。
[Background]
高校3年になる前の夏に97マイルを記録して有名になったが、ヒジを痛め、2016年3月にTJ手術に踏み切った。マイアミ大への進学が有力視されていた中、ナショナルズが2016年のドラフト3順目で指名し、140万ドル(スロット額の2倍以上)の契約金で入団にこぎつけた。当然、2016年シーズンは一球も投げず。
2017年もDLで開幕し、6月にGCLでプロデビュー。3試合に先発して2失点。15個の三振に対して無四球という結果もさることながら、軽く90マイルを超える速球を投げているというレポートも入って大いに期待を高めていたところで、Sean DoolittleとRyan Madsonとのトレードのピースとしてアスレティックスにトレードされた。
[Comment]
惜しいと言えば惜しいですが、このような使い方ができたという時点でドラフト指名は大成功だったと言えるでしょう。しかし、ナショナルズはやはり惜しいことをした、と言わせるような投手に是非成長してください。(2017年8月)
早ければGCLの開幕、遅くとも2017年中のプロデビューが予想されます。TJリハビリ中にナショナルズにドラフト指名されてその後復帰を遂げた投手としては、2012年指名のLucas Giolito、2014年指名のErick Feddeという先達がいるので、コーチ陣を信じ、焦らずにしっかり成長してくれることを期待しましょう。(2017年5月)
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