シーズン前半は素晴らしい成績を残していたナショナルズのブルペンでしたが、疲労からかここしばらく安定感を失っていたため補強が望まれる状態でした。ウェイバーを経過せずにトレードができる7月31に日までに何も動きがなかったことがむしろ不思議だったほどでしたが、ここにきてヤンキースがウェイバーにかけたThorntonをクレーム。ヤンキースはウェイバーから引っ込めることもできましたが、年俸負担を引き受けるならと、そのまま引き渡してくれました。
今季は対左打者専用といった感じでの起用が多く、46試合ながら計24回2/3しか投げていませんが、95マイル前後の速球を主体として防御率2.55の好成績。2008年以降ずっと健康で安定したピッチングを続けている点も好材料。不安定なピッチングを続けているJerry Blevinsと比べると、十分な補強と言えるでしょう(実際にロースターから外れたのは契約の関係からBlake Treinenでしたが…)。今季年俸の残り100万ドルと来季の350万ドルを負担するだけでプロペクトを放出することなく補強に成功したことは評価できると思います。
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