2014/08/24

Nate Schierholtz→MAJOR, Taylor→AAA

Nate Schierholtz外野手をAAAからコールアップし、ルーキーのMichael Taylor外野手をAAAにオプションしました。

Schierholtzは30歳の左打ちの外野手で、キャリアのほとんどはライトを守ってきました。元々は2003年ドラフト2順目指名でジャイアンツに入団。マイナーでは素晴らしい成績を残し、2007年にメジャーデビュー。レギュラー定着が期待されましたが、次第にプラトーン要員となり、結局、2012年の7月にHunter Penceとのトレードでフィリーズに放出されました(ポストシーズンを目指すジャイアンツがSchierholtzからPenceにアップグレードしたものの)。そのオフにフィリーズからノンテンダーFA。カブスからレギュラー待遇で迎えられましたが、2013年はレギュラーというには心もとない数字に終わり、そして今季は開幕から打率2割を切る大不振。8月13日にDFAされ、不本意なまま退団していました。

カブス退団から5日後の8月18日に、ナショナルズとマイナー契約。Syracuse(AAA)で4試合に調整出場したところで今回の昇格となりました。主に左の代打として起用される見込みです。あまり過度の期待していませんが、Nate McLouthが肩の手術を受けてシーズン終了となったこともあり、左の代打として少なくともDanny Espinosaよりは期待していいのではないでしょうか。

AAAにオプションとなったMichael Taylorの初めてのメジャー挑戦は約2週間で終わりました。デビュー戦こそ鮮烈でしたが、その後はパッとせず、出場7試合(うち5試合に先発)し、22打席、.167/.318/.333、1本塁打という成績でした。ただし、あのデビュー戦が10連勝の最初の試合であり、メジャーに帯同していた間、ほとんど勝っていたことになります(先発した5試合は全勝)。 本人もチームとしてもいいイメージを持ったままでしょう。9月には呼ばれることは間違いありません。しばらくAAAで調整していて下さい。くれぐれも怪我だけはしないように。

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