2017/04/13

4/12 牽制死の重い罪

L1-6 Cardinals (Season 5-4)
Scherzer(L1-1) 6.0IP 1ER(3R) 4H 2BB 10K
Eaton 2/4 double RBI
Zimmerman 2/4 double

1回表に1点を先制されたとはいえ、その裏、先頭のAdam Eatonが左中間へのダブルで出塁し、2番のAnthony Rendonもセンター前にはじき返して、無死1,2塁。迎えるはBryce Harper。同点、あるいは逆転に向けての流れはできていました。

ところが、このムードに水を差したのがRendonの牽制死でした。問題のプレーは、カージナルス先発のMike Leakeの一塁への何でもない牽制で、一度はセーフの判定でしたが、カージナルスのチャレンジによりアウトと宣告されました。引っかかって逆を突かれたわけでもなく、漫然と立ったまま足から帰塁したところ、ベースに着地する前に腿にタッチされたというもの。緩慢プレーとしか言いようがありません。

この後、Harperは三振、Daniel Murphyも投ゴロに倒れて無得点に終わると、この後、なんと7回2アウトからMurphyがシングルを打つまで1人のランナーも出すことができませんでした。ことほど左様に牽制死というプレーは試合の流れを作ってしまう、という良い(悪い)例となりました。

しかし、Rendonは打率2割に満たないなど打撃も不振、守備でもミスを連発(エラーにカウントされないものも含めればここ試合ミスのない試合はないほど)。開幕戦を欠場した原因の自打球の打撲傷は無関係と本人は主張していますが、どこか試合に入っていけていない、集中力がないように見えます。少し心配。

ま、苦手意識のあるカージナルスを相手に2勝1敗で勝ち越して良かったと思いましょう。

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