2017/04/17

4/16 チームを救うHarperの逆転サヨナラ3ラン

W6x-4 Phillies (Season 7-5)
Gio 7.1IP 2ER(3R) 5H 3BB 2K
Kelley(W2-0) 0.1IP 0ER
Harper 3/5 2HR(3,4) 2R 5RBI
Eaton 3/4 double 2R
Rendon 2/5 double R RBI

今季3度目の先発のGio Gonzalezがこの日も好投。Cesar Hernandezに先頭打者ホームラン(前日8回の決勝弾と2打席連続)を打たれるなど初回はややもたもたしましたが、以降はストライク先行のピッチングでフィリーズ打線を手玉に取りました。

援護したい打線も、1回裏にAdam Eaton、Anthony Rendonの連続二塁打で早々に同点に追い付き、3回裏にはBryce Harperの右中間のスタンドに運ぶ2ランで勝ち越し。最低限の仕事はしていました(もっと点が取れるチャンスがありながら、あと一本が出ませんでしたが)。

3-1のまま試合は8回へ。ブルペンが安定しているチームなら勝ちパターンの継投に入るところですが、今のナショナルズには無理な相談。7回まで93球のGioがそのまま8回のマウンドに登りました。しかし、1死後、Ceser Hernandez(またか)にシングルを打たれ、続くDeniel Navaにもレフト前へ運ばれ、しかもそれをJayson Werthが後逸(エラー)する間に、Hernandezが生還して1点差。Navaも2塁へ。Gioはここで降板となりました。

2番手としてKoda Gloverが出てきましたが、2死3塁までこぎつけながらTommy Josephに三遊間を破るタイムリーを打たれて同点(Gioの勝ち星は消える)。9回表にはBlake Treinenが先頭打者に二塁打を打たれたところから1死3塁のピンチを招くと、Freddy Galvisにセカンドゴロを打たせたものの、タイミングはアウトだったホームへの送球をMatt Wietersが落球し、勝ち越しを許してしまいました。守りのミスの連発で逆転を許し、もしこのまま負ければシーズンを左右しかねない最悪の敗戦となるところでした。

そんなチームの危機を救ったのは、やはりBryce Harperでした。9回裏2死1,2塁。フルカウント。Joaquin Benoirの投じた97マイルの速球を完ぺきに弾き返すと、打球はそのままセンターのフェンスを越える逆転サヨナラ3ランとなりました!!!確かに甘い球でしたが、あの極度の緊張感の中で完ぺきにとらえることができる身体的・精神的能力に改めて脱帽です。結局この日は2本塁打を含む3安打で5打点の大活躍。やはり持っているものが違います。

フィリーズとのシリーズを辛うじて勝ち越して終了。アトランタ、ニューヨーク、デンバーへの遠征での10連戦が始まることを思うと、なおさらHarperの一発に救われました。

MVP: Bryce Harper

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