W11x-10 Mets (Season 78-59)
Scherzer 6.0IP 4ER 5H 1BB 7K
Guerra(W) 0.1IP 0ER
Soto 3/4 double HR(32) 3R 3RBI
Rendon 2/5 2R RBI
Zimmerman 1/1 double 2RBI
Suzuki 2/5 HR(16) R 4RBI
いやはやとんでもない試合をしてくれました。
3回までほぼ完璧だった先発のMax Scherzerが4回表に3連打、犠飛の後Joe Panikに2ランを打たれて4失点。Jacob deGromに対してチャンスは作るもののなかなか追い付けず、8回裏にJuan Sotoの2ランで1点差と詰め寄ったのに、9回表に5失点で4-10。しかも、うち4点はイニング終了となるはずの併殺コースのショートゴロをアウトカウントを間違えていたTrea Turnerがファーストへ送球した後に取られたもの。完全な負け試合でした。多くのナショナルズファンが席を後にし、9回裏を迎えた時点でスタンドはガラガラ、むしろメッツファンが目立つ有様でした。
しかし、ここから、あきらめない今シーズンのナショナルズの本領が発揮されました。認めます。監督のために負けた試合もありますが、監督のおかげで勝った試合もあるということを。
この回先頭のVictor Roblesがショートへの内野安打で出ると、Howie Kendrickは右中間への惜しいフライに倒れましたが、Trea Turnerが右中間に二塁打を打ってRoblesが快足を飛ばして生還(5-10)。Asdrubal Cabreraのセンター前で続き、Anthony Rendonが三遊間を破り、Turnerも生還(6-10)。ここでメッツは左腕を投入したものの、Juan Sotoはあっさりとライト前にシングルを打って1死満塁とし、代打 Ryan Zimmermanが打席へ。メッツはクローザーのEdwin Diazを投入。カウント0-1からの外高めの速球をいかにもZimmermanらしく右中間へ弾き返すと、これが2点タイムリー二塁打となりました(8-10)。そして打席にはKurt Suzuki。フルカウントとなってから100マイルの速球を2球ファールで粘った後の8球目。Diazの投じたほぼ真ん中への速球を振り抜くと、打球はレフトスタンド中断に達する特大ホームラン。信じられない。まさかまさかの逆転サヨナラ弾となりました。
6点差をひっくり返したのがナショナルズ/エキスポス球団史上初なら、6点差をひっくり返されたのもメッツ球団史上初だったそうです。MLB全体でも2001年7月にパイレーツがアストロズ戦で2-8をひっくり返して以来。
ブレーブスが勝ち続けているので差は全く縮まっていません(というかむしろ広がっています)が、今日の勝利で逆転地区優勝も夢ではないと思い始めました。ますます面白くなってきました。
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