●Trea Turner, SS
58G 254PA 5HR 24BB 48K .322/.385/.471 11SB [ AA (Padres)]
パドレス傘下のSan Antonio(AA)で順調なシーズンを送ってきました。スラッシュラインで見ると前回5月のレポート時とほとんど全く変わらない成績。トレード云々で余計な注目を集め、集中力を削がれかねない環境なのに立派です。6月15日、正式にトレードされ、Harrisburg(AA)に合流しました。
●Lucas Giolito, RHP
7GS 39.2IP 8BB 51K 4.08/1.36[A+]
5月14日の2度目の先発で6回1失点11奪三振の快投。しかしその後は、5回無失点があれば次の登板で6回6失点するなど、A以下でのような圧倒的な結果を残すには至っていません。それでもイニング数をはるかに上回る奪三振、被本塁打0など、内容は高く評価されており、Kris Bryant(CHC)ら開幕前のトッププロスペクトが続々とメジャーデビューしていることもあり、全体でも1,2を争うトップププロスペクトとなりつつあります。
●Reynaldo Lopez, RHP
8GS 39.0IP 13BB 36K 4.85/1.41[A+]
開幕から3試合で16イニング1失点だったときはとんでもない大型プロスペクトとおもわれましたが、その後の5試合ではいずれも2失点以上。うち2試合では3回もたずに大量失点でKOされるなど壁にぶつかっている印象。ただ、100マイル近い球速は落ちておらず、四球で崩れているわけでもないので、心配はいらないと思います。
●Joe Ross, RHP
2GS 13.0IP 12K 1BB 3.46/1.08 [MAJOR]
9GS 51.1IP 54K 12BB 2.81/1.13 [AA]
さらに3試合に先発した後、6月6日、AAAをすっ飛ばす大抜擢でメジャー昇格、即先発を果たしました。デビュー戦は5回3失点で敗戦投手となりましたが、13日の2戦目ではなんと8回を2失点で投げ切る快投でメジャー初白星を記録と結果を残しました。この後Doug FisterかStephen StrasburgがDLから復帰してくればマイナーに戻される可能性が高いものの強烈な好印象。
●Wilmer Difo, SS
5G 5PA 0HR 0BB 0K .200/.200/.200 0SB [MAJOR]
24G 98PA 0HR 1BB 19K .290/.316/.409 4SB [AA]
19G 83PA 3HR 8BB 13K .320/.386/.533 4SB [A+]
前回レポートで「9月昇格は十分ありえます。」と書きましたが、いやいや、大抜擢を受け、5月19日にメジャー昇格。同日、早速代打で起用され、ヒットを記録しています。6月4日にAnthony Rendonの復帰に伴ってAAへオプションされましたが、その間、全て代打としての登場にとどまりましたが、いい経験となったことでしょう。ただし、AAに戻されてからは打撃が下降線をたどっており、心配です。
●Drew Ward, 3B
60G 239PA 3HR 23BB 63K.244/.332/.354 1SB [A+]
5月後半にヒットの出ない日が続き、前回レポート時(.287/.382/.436)に比べ、数字が軒並みダウンしていますが、6月に入ってからは.283/.333/.377と盛り返しています。26打点は依然としてチームトップ。懸念材料は三振が増えていること。夏場に向けて、もう一息、頑張って欲しい。
●Austin Voth, RHP
12G(11GS) 65.2IP 62K 13BB 3.56/1.14 [AA]
あまり目立ちませんが、前回のレポートの後の7試合に限ると35.1イニングを投げて31奪三振に対してわずかに3四球、2.29/0.85という素晴らしいピッチング。AAでもしっかり投げられるところを示しています。このまま投げ続ければ秋には抜擢もあるかもしれませんね。
●Rafael Bautista, OF
7G 27PA 0HR 3BB 4K .125 .222 .125 1SB [A+]
DL入りしたまま。うむむむ。
●Jakson Reetz, C
依然フロリダで調整中。まもなく開幕するGCLのロースターに名前があります。
●Erick Fedde, RHP
引き続きTJ手術からのリハビリ中。復帰に向けた情報はまだ何も聞こえてきません。
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