今年もドラフト会議の日となりました。例年楽しみにしているこのイベントですが、今年はナショナルズの最初の指名が全体58位(次が69位)とあって、自分の中では盛り上がりに欠けていました。ま、1順目全体26位指名権を失った理由がMax Scherzerとの契約ですから納得せざるを得ないですけどね。前回1順目指名権を失った2013年の理由がRafael Sorianoだったことを思えば大違いです(笑)。その2013年ドラフトで最上位(全体69位)で指名したJake JohansenがBA直前ランキング182位という低い評価の選手で、案の定ここまで完全な失敗に終わっていることを思うと、(指名権とボーナス総額の上限が直結している今の制度上)同じような戦略を取らなければならない今回もあまり期待しても仕方ないかな、せめて1人くらいはBAランキングトップ100の選手を指名してくれればいいかなという程度で見ていました・・・。
[ここまで、全体58位の指名前に書いたもの]
さて1日目が終了しました。予想通りといえば予想通りの微妙な結果となりました。。。
2(58). Andrew Stevenson, OF, Louisiana State
まず、名前を検索してBA直前ランキングで168位と分かったところでがっかりしました。ボーナスの制約があるのでドロップしてきた選手をとまでは言いませんが、せめてトップ100に入るくらいの選手を指名してくれてもいいのに(MLB.comでは79位、Fangraphsでは87位とやや高めの評価もあるが)。さらに、守備力が中心のカレッジの外野手と聞いては、夢がない指名だなあと思わざるを得ませんでした。
ともかく、指名したStevensonはルイジアナ州立大の3年生(21歳)の外野手。左打ち。コンタクト重視で俊足を活かして出塁するというタイプ。盗塁も多い。パワーはほとんどない。高校時代は無名選手で、大学に入っても1年生のシーズンは打率2割にさえ達しませんでしたが、その後コーチの指導もあって徐々に向上。昨年夏のCape Codリーグで3割を超える打率を残して急速に評価を上げました。今季の打撃成績は、59試合で.356/.407/.458、53得点、1本塁打、26盗塁。26三振も少ないですね。
とはいえ、なんと言っても評価されているのは守備。広い守備範囲を誇るセンターの守備力は今ドラフトでもナンバー1と言われるほど高く評価されています。ただし、肩はそれほど強くない。ちょうど今開催中のカレッジワールドシリーズでの好プレーがハイライト映像として流れていました。グラウンド上では常にエネルギー全開でハッスルしているらしいとのこと。金髪の外見もあいまって、個人的にはEric Byrnesを思い出します。うまく育って「1番センター」を務められるようになってくれることを願いますが、高望みかなあ。
2(69). Blake Perkins, OF, Verrado HS(AZ)
アリゾナ州の高校生で一番のアスリートと言われる右打ちのセンターフィールダー。体の線は細いが、運動能力に優れ、バットスピード、選球眼ともに評価されており、今後体が成熟していくプロセスでパワーを含め打撃が向上することが期待されている。走力があり、守備範囲は広い。肩は平均的。あくまで参考ですが、今季は29試合で、.461/.583/.966、7本塁打、23四球、16奪三振という成績を残していました。アリゾナ州立大への進学を表明している。BA直前ランキング137位。
1 件のコメント:
こんにちは~。昨日は色々コメントしに来ていただいてありがとうございました。
WASはドラ3でもMassachusetts出身のRhett Wiseman獲って、上3人がOFになりましたね。
ただ、ドラ4のMariano Riveraの息子は面白そうですね。
Matthew Crownoverも経験豊富な左腕だし、下位ラウンドとしてはまずまずかな?
ただやっぱり薄いクラスでドラ1が無いというところが響いた感じですね。
コメントを投稿